心理学では、人生で自分が大切だと思えるものは5歳までにどういう環境で育ったかで影響を受けるという様な文章を目にしました。あたくしの5歳、つまり原風景は3歳まで居た赤平市の茂尻(もじりでアイヌ語ではモシリ)と4,5歳は芦別市西芦別の炭鉱町ですね。また、味覚は3歳までに身につけることが大切なんだとか。 そうすれば、その後の人生においても、濃い味や人工的な味に違和感を覚えることができたり、微妙な味の違いを認識できたりするのです。また、”三國清三シェフ”は「舌の表面にある「味蕾(みらい)」という器官です。食べ物に含まれる味は、まず味蕾でキャッチされ、神経細胞を通して脳に伝えられ、「甘い」とか「酸っぱい」とかを知覚します。味蕾は8歳から急速に増え、12歳をピークにまた減ってしまいます。ピーク時では約1万2000個あるのが、大人になると半減してしまう。」とも言っておられます。ん~、「ライダースナック」と「ベビースターラーメン」ばかり食べていたあたくしは・・・・・。しかも、こんなことまで”三國清三シェフ”は言ってます。「小脳は8歳ごろで、大脳は12歳ごろで完成するといわれていて、人は8歳ごろから急激に、物事への気づきが始まります。そのころまでにどのくらいたくさんの刺激を与えたかが、脳の発達にとってとても重要なのですが、味蕾が味をキャッチするたびに送られる信号も、脳の刺激となるのです。」と。「フランス味覚研究所」(そんなのあるんだね)では「12歳までに基本の味をきちんと体験していない子どもは、成長してから問題行動を起こしやすい」という研究結果を発表しているんですよね。ん~、どうりであたくしは小さい頃から問題行動が比較的?に多かったんだなと妙に納得してしまいましたね。(今もだけど)
やっぱり、小さい頃の食を含めた環境って大事なのかと。しかし、あまりにも神経質になり過ぎると「食宗教」みたくなって、ちょっとおかしな方向に行くのもあるので加減も大切だと思うんですけどね。
追記 小さい頃から”ホルモン”を食べていたので”欽ちゃん”をやれたんですよね。
そういえば、世間を賑わした未成年の猟奇殺人を色々な角度から調べると、ちゃんとした食事をまともに取っていなかったり、偏食が多いんだそうです。そのくせ、寝ないでTVゲームばかりやってる人が多いと。あたくしは食生活に関しては未だに「マルちゃん醤油ラーメン」をベスト7に入る美味しさだと思ってるのでどうしようもないですが、ゲーム音痴なあたくしは上手でなくて良かったな~と思います。ゲームが上手かったら今頃、街の中でひとりポコペンをやってある意味、世間を賑わせてたかもしれません。その昔『人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』っていうベストセラーの本がありましたが、あたくしは『人生に”多少必要”なことは炭鉱住宅で学んだ』でしょうか。(あくまでも多少ね)