まぁ、読んで字のごとく「本業」とは、その人（会社・店）の本来の職業のことですね。”(有)丸か加藤商店”の定款（ていかん）には（起業する時に今はやってなくても先々何をやって行くのか？を書き込むことで、スムーズにその事業が出来る）、取り敢えずやりたいことややってみたいことを、な～んの経験もノウハウもないくせに希望だけを心に躍らせて書きました。↓
フランチャイズなどのチェーン化が嫌で前職の”タスコ”を辞めた一因なのに、しっかりと書いていますね。(笑) １番目には「飲食店の経営」と書かれています。そう、これが今でも”丸か”の本業で血であり肉でもあり背骨なんですね。きっと、コンサル業務や加工品販売（通販も）、宿泊施設の運営など思いつくものを書き入れましたね。
「現状、飲食店以外は一つもやってないよね？」と思いますでしょ？そう、今はね。けど、最初の頃は「かとう村」を夢見て、あちこち場所を探しては無計画で限りなく実現性に乏しく挫折の連続でしたね。いや、挫折何て言う格好良いものではなく、己の知恵の無さ、決断力・判断力の乏しさ、執念の欠如とお金もないくせに最低の夢想家でした。あっ夢想家って「実現できそうもないことばかり考える人。」というんですよ。で、ある時本業で中々儲からないものだから通販事業をやろうと手を出しましたが、これがからっきしダメダメね。あれって別に自社や自店の商品でなくても、ちゃんと販売する商品があったりするんですよね。そうですね～、正月明けのクソ寒い事務所にわざわざ東京からコンサルタントの人を呼んで、その方と二人で他には誰もいない（まだ、正月休み）事務所で色々と話して通販をやることにしましたが、１年以上やって売上はなんと！一万円以下！！！（センスなさすぎでした）次に「情報起業家」。情報企業の通販を購入したり（自分では通販失敗してるくせに）、セミナーやら交流会などへ行きノウハウや人脈を作り、「億の売上を作れば会社は安泰だよな！！」などと、これまたペテン師以下の発想で敢え無く撃沈。まぁ、そのお陰でお客さんが３名ほど増えましたが。(笑)
で、失敗と言うかあたくしのセンスの無さと知恵や知識がなく、結局は本業の飲食店しか出来なかっただけなんですね。その本業の飲食店経営もダメダメだから本業以外で一攫千金を狙ったんですけどね。しかし、こうして痛い目にあって振り返ってみると「本業も出来ない奴が副業で儲けようなんてのが甘い！どら焼きに蜂蜜を掛けるくらい甘い！！」と言うことです。なのに、今でもたまに本業以外の違うことにも興味があるという大バカ野郎の語りでした。。。。。
追記 店舗でも業績が悪いからと小手先の逃げに走ると、どんどんとドツボにはまってどっぴんしゃんね。なので、悩んだり迷ったらスタート地点に戻ること。
創業して１８年。その内、上手く行った記憶は５年あるかないか。オーナー企業でなかったらとっくに解任なんだよね～。
あん時にちゃんとしてれば・・・・・、よそうタラレバは。また、夢想家のたわごとになっちまうから・・・・・。
でもね、これだけは言っとくけど色々と手を出して儲けようとしたけど、１円も自分のモノにしようなんてミジンコのうんちほども考えたことはないのが、あたくしの誇り。（自慢になんネーし）
