先日、事務所へ来る時に仲通を通ってると後ろからカラスがあろうことかあたくしの頭でホップして行きました!!ん~、あたくしは”美穂”からのメール(LINEやってないので)の返信をするまでイライラしながら待ち、打ち終わると「ヨシ!」と掛け声を掛けて石を拾いました。ヤツは平然と電線に止まっています。そう、ヤツはあたくしの性分を分かっていません。カラスがあたくしの頭をホップしていく光景を目の前で見ていた、ビルの隙間で一服をしていたおじさんは何事が始まるのかとタバコをくゆらせています。
そうです、あたくしにふざけたマネをしたヤツには思い知らせないと行けません!!先ずは一発目の投石。ひらりとかわし隣の電線へ。一服してるおじさんも見ています。また、石を拾い(あたくしを攻撃しないように見張りながら)二投目。またもや、近くの電線に。次、三投目。この頃にはカラスも完全に分かっていて振りかぶっただけで腰を浮かせます。しかし、腰を浮かせるだけで逃げません。いよいよ舐めています。四頭目は弾丸が散らばるショットガンのように小石を5,6個掴んでドバッー!!と投げてやると、「これはヤバイ!」と思ったのか、電線ではなく5階建てのビルの上へ。これには困りました。実は、その下には大きな窓があり失敗すると割れるか、ヒビが入る危険が危ない状態なのです。
ん~、どうしたものか?と少しの間考えてるとヤツは「ここなら安心だろう」的な余裕の様子に見えたので、「それならば!」と言うことで、持ちやすく少し硬い石を選び(その方が飛距離が伸びるので)かまえてると、これまであたくしとカラスの戦いを見ていた一服さぼりおじさんはそのビルの中に入って行きました。これは、もし窓でも割ったりヒビを入れるとどう考えてもあたくしだとバレてしまう。けど、周りを見ると監視カメラはないので「大丈夫だろう」と言うことで「ウリャアー!!」とヤツめがけて渾身の投石!!はい、なんせおっさんなんで5階建ての屋上までは届きません!あえなく、その下の窓枠の上の方で鈍い音が・・・・・。
「ありゃ・・・・・。」窓から人が出て来るかな?と思いましたが、運よくスルー。また、カラスもまさかここまで投げて来るとは思っていなかったのか?その奥の方へ飛び立って行きました。はい、これで終了~。と思いますか?いえ、いえ、執念深さと陰気さには定評のある、御年56歳「加藤のたかし」はこんなんでは諦めません。しばらく、石を持って様子を見てると、そのカラスが電車通りの方へ。よし!!とあたくしも追いかけて行きます。お茶屋さんから森彦方面へ探しに行きますが、残念ながらそこで見失いました。なぜか?すれ違う人があたくしを避けます。そこで気づいたんですが、あたくしはきっと鬼の形相で石を持って歩いてたんですね。(格好いい)
ん~、でも中々あきらめきれないのですが、ただでさえ二日酔いで事務所へ行くのが遅れがちだったのでしぶしぶ事務所方面へ。ちょうど北洋銀行の前に来ると!来ると!!カラスがヒラリと。「ヤツだ!!」あたくしは、戦闘モードを解除していなかったので石は握ったままです。よし、慎重に構えてと思いましたが、ヤツの止まってる電線はちょうど電車が止まる所で車もバンバン走ってるんですね。ん~、どうしたもんかと。
まぁ、カラスは人の顔を覚えてると言うので、きっとまたあたくしを襲いに来ると思うので、今日はこれくらいにしといてやりました。いいか!?「俺の目はごまかせても、人の目はごまかせないからな!!」覚えとけよ!このどさんピンが!!(ん?逆か)
どうしたら、あのカラスを引きずり降ろしてグシャグシャにしてやろうかと考えながら歩いていたら、信号が赤で慌てて中央分離帯へ行くも、しっかりと取り残されてしまいました!!それもこれもヤツのせいですから。では、ここで問題です。もし、あなたが一服してたさぼりおじさんだったら、①一緒に撃退を手伝う。②そのまま一服して様子を見てる。③警察に通報する。④カラスの鳴き真似をする。さぁ、どれですか? あっ、そうだエアガンがあったんだ。
まぁ、花でも見て落ち着け。