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それにしてもよ。

あたくしは18歳で札幌へ出て来て一つ決めていたのが「絶対に親に心配や迷惑を掛けない!特に金銭的に。」と言うのがあり、お陰様で親に心配や迷惑、金銭的な話をしたことはありません。その分、他人には随分と迷惑を掛けたけど。(オイッ!)それは親元から離れて働いたら”自立”をしないと何のために親元から離れて来たのか?が曖昧になるから。なので、それぞれの事情はあるけれど「男子として生まれた以上は一度は親元から離れて一人暮らしをするべし」と言う思いがあるので、学生でもないのにいつまでも親元で暮らしてる男を見ると「大丈夫か?」と心配になりますね。まぁ、親が病気がちとか誰かがそばに居ないとダメな場合は仕方がないけど、お互いに五体満足ならば無理をしてでも息子は家を出て一人暮らしをするべきです。それは地元で就職しても一度は自分で部屋を借りるべきだと思います。で、その時も自分で家賃や光熱費、食費を払うこと。たまに実家に帰って一緒に食事などをする以外はすべて自分で働いた給料で払うこと。(あと、余裕が出来たら少なくても仕送りや小遣いも渡す)そして仕事や恋愛で傷ついて一人部屋で落ち込んだり、泣いたり、暗く寒い部屋へ帰る時の寂しさを経験し、どんなに眠くても自分で起きる意志を持つ。そんな”喜怒哀楽”を通して実家、親のありがたみを実感することが人として成長して行くんだと思うのです。なので、あたくしは親に迷惑を掛けたりお金が無いからと言って「親に言えば何とかなるだろ」などとはミジンコのうんちほども考えたことがないんですね。

学生生活を終えればさっさっと外の世界へ行く。そして、親元から出たら余程の事がない限り(この余程の部分が低い奴もいるので注意)親には心配や迷惑はかけない。(離れてれば親は何時でも心配なもんだけど)だから、あたくしはこの世界でやると決めた時も後戻りしないように、親に心配や迷惑を掛けないように昼の仕事に未練が残らないように精一杯やってから夜の世界へ来たんですね。(今にして思えば精一杯までやれてなかったけど)なので、色々なことがありましたが仕事は仕事、俺は俺、札幌の事は札幌の事と自分で受け入れて解決して来ました。家を出るまでは散々ぱら悪態をついて甘えて来た分、独り立ちしたらそこは己一人で生きるしかないんですね。まぁ、中には子離れできない親も居てそれはそれで大いに問題だけどね。

追記 ん~、人生って次から次へと”喜怒哀楽”が訪れるから面白いよね。

”あにき”が若い時に親に心配や金銭的に迷惑を掛けていたので、「俺は絶対にそうはならない!!」と思ったんですよね。まぁ、反面教師ってやつです。

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