では、飲食店の何が面白いのか？と問えば、ズバリ！「自分の思いを形にできる」と言うことと「小が大に勝てる」から。また、立地もあまり関係ないしね。（特に個人店でやるには）例えば、悪い立地は家賃も安いのが殆どだから、その分個性的な商品をお値打ち感で出せるし。例えば、料理技術が無くても「絶品！ゆでたまごとハイボールの店」で、メニューは「ゆでたまご」と「ハイボール」２品で成立するからね。まぁ、この場合は店主の個性がモノを言うけど。しかし、ここから腕の見せ所で「ゆでたまご」に付ける”塩”か”タレ”を数種類用意したり、「たまご」の下味を変えて３種類くらいあるとか、何種類かの鳥の「ゆでたまご」を用意するとかも出来るし。また、「ゆでたまご」の硬さを選べるのもいい。あっ、時には「だちょうのゆでたまご」なんて出すのも面白い。(笑) それを冷えて炭酸の効いた「ハイボール」でちびちびやる。まぁ、「ハイボール」だってアルコールの種類を用意できるしね。（ハイボールはウイスキーとは限らないし）
何を言いたいかと言うと、飲食店は本気でやる気になれば可能性は無限大と言うこと。あと、これは絶対だけど店に来るお客さんの喜ぶ（楽しんでる）姿を想像しながら店をやることね。それがないと、独りよがりで自己満足のつまんない店になるし、それを続けると人間自体がつまらなくなるんだよね。なので、飲食店をやるからには自分の思いを形にしながらお客さんの喜ぶ姿を想像する。そして、一緒に働くスタッフが「この人とこの店で働いて日々成長ができて、ワクワクした未来が見える（見せる）」と思える（思わせれる）こと。
追記 色々とあるけど、総じて飲食店は面白く、生まれ変わってもまた飲食店がいいよね。だろ？(笑)
経験や技術、お金がないんなら無いで本気で考えて知恵と工夫と努力をしただけ跳ね返って来るのが飲食店。それと、人を喜ばせたい、楽しんでもらいたいと思う素直な心からあふれ出るアイディアがあれば楽しい仕事。その店のスタッフやメニュー、そしてそこに来ているお客さんから店主の顔が見えるんだよね。
