もう、30年以上もあたくしの髪を切っている同年代の”そめちゃん”。出会いは、あたくしが店長をやっていた「オペラ」というカラオケパブで、当時”そめちゃん”が付きあっていたトイレをする時にドアを開けっぱなしの彼女と来た時でした。(それいる?笑)まだ、”そめちゃん”が独立するまで砂田ビルの「アルカポネ」と言う理容室で働いていて、あたくしもそこへ通うようになりました。それから、「アルカポネ」がパレードビルに移りそこへも数年。よく、飲みに来てくれましたし、一緒に飲みに行ったり、海へ行ったり、今は懐かしい「テルメ」なんぞへ行きましたね。
”そめちゃん”の実家は元々お母さんが床屋さんをやっていて、結婚を機にそこを改築して独立したのが20代後半。しかも、ご両親と二世帯住宅!!店は少し遠くなりましたが、地下鉄や車でずーっと通っています。その間、子供が二人産まれて、スタッフを育てて独立させて、お父さんが亡くなりと気が付けばあたくしと「かるいち」の”はる”はそれらを見てきました。ここ、10年くらいのあたくしたちの口癖は「あっという間にこの歳だもんね!!」と「加藤君、今年も早かったね~」です。(笑)
で、つい先日髪を切っている時に「何かしよう、何かしよう、こんなんでいいのか?と思いつつ死んでいくなんだね」と、少々自分の人生を後悔してる感じ。まぁ、それはあたくしも含めて誰にでもあることだよね。で、あたくしは「でもね、”そめちゃん”。”そめちゃん”は何もして来たないようなことを言ってるけど、20代後半で多額の借金をして両親の面倒を見て、子供二人を育てて、そしてスタッフも二人育てて独立させて、立派にやってきたじゃない!!」と言いました。で、「でも、”そめちゃん”、その時は大変だったけど子供小さくてスタッフも居て無我夢中でやっていた時の方がやりがいがあったよね。」と言うと”そめちゃん”が「そう!それ!まさしくそれなのさ!!人を育ててる時は一緒に目標や夢を見て、一緒に飲んで熱く語ったりね。その時は大変だったけど、やりがいあったよね。」と。
あたくしも、「このまんま終るのかな~」とか「あの時にもっと挑戦してればな」とか「今からでも出来るのか?やれんのか?」とばかり頭を横切ります。それは、歳を取ればとる程にです。ただね、「いや、俺はもういいわ」となったらお終いなように感じるので、まだ足掻(あが)いてる内は大丈夫かな?と思っても居ますが。以前もこの”トップギア!!”で書きました言葉です。アメリカで80代以上の男性にアンケートを取って「人生で後悔したことは何ですか」との問いに7割の方が「チャレンジしなかったこと」と答えたとことでした。
追記 まだ、いけるさ。
でも、あまり”そめちゃん”と話し込むと「もみあげ」の高さが違ったり、髪の毛を切り過ぎるんですよね~。(笑)
本日は「丸かも今夜のひとりバックドロップ!!」の更新日!!
これから、日帰りで芦別へ行ってきます。(笑)