今週の「丸かの今夜もひとりバックドロップ!!」で昭和・平成のテーマは「昔聞いていた時に分からなかったけど、今になって(後になって)意味が分かった曲」どぇす!!そうだね~、色々とあるけど取り敢えずこれかな。
「いつものように幕が開き」とここまでは普通に学校でも劇で幕が開くような感じを想像が出来て、そのまんま普通に恋愛の歌を唄う感じでした。が、その後にこんな歌詞なんですよね「届いた報せは 黒いふちどりがありました」って、訃報じゃん!!しかも、「知らせ」ではなく「報せ」だもん!!で、当時は単に別れを惜しむ男が女を止めててるんだな~と子供心に思っていたんですね。しかも、男が必死に止めたけどそれを振り切り「汽車」今でいうJRですね、それに飛び乗っていっちまったんですからね。(シドイ!シドすぎる!!)で、場面は三年後に変わってその振り切った男の葬儀に喪服を着てやって来たわいいけど、祈る言葉さえ出てこなかったと言うだもんね。
で、ここからがまた凄い物語で、「つたがからまる白い壁 細いかげ長く落として」って、当時は全く何も感じなかったけど、今ならバッチリと昼下がりか夕方当たりの光景が目に浮かびますもんね。しか~も!ひとりで涙を流すことさえ忘れるくらいの喪失感なんですね。(ツライ!ツラすぎる!!)でも、その失意のどん底で話す相手も居ない暗い待合室に女の耳に聞こえてきたのは、その女のヒット曲が聴こえて来たってんだよね!!(ん~、深い!!)こんな時に、いや、こんな時にだからこそ男を振り切って歌手を目指し、その後ヒット曲になったけどその時には男がね。そんなのもあって、色々な思いがあり歌が過ったんだろうね。(あってる?)
で、そんなつらい出来事もあるけれど、スターになった女は今日も何事もなかったように、何事もなかったがごとく「降りそそぐスポットライトのその中」で、「恋の歌をうたってる」と言う、何ともね、こんな情景が鮮明に見える歌詞とメロディーを作り、それを歌い上げる歌手の方はやはり天才ですね!!
ん~、スターになってスポットライトを浴びてる裏で、こんなに切ないドラマがあるんだな~と思うと、これまでも現在も普通に活躍して来た、してる人でも似たような経験をしてるのかな?と思うと「凄いな~」と感心しますね。どんなに辛く悲しいことがあってもスポットライトやカメラの前では悲しい顔を見せないで笑顔で受け答えするんですからね・・・・・。
凄く、情景が映画のワンシーンのように湧き出て来るんですけど。では、それらを意識してからの↓