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これからの日本でこそ必要なこと。

小説家でもある「城山三郎」氏の著書で「人生に余熱あり」というのがあり、商品説明には「老いることは悲しむべき事ではない。老後には自由が満ちている。会社からも、家族からも、時間からも自由。他人の目からも自由になれる。だからこそ、ただ安住を求めるのではなく、はげしく全人生を叩きつける老後を生きる人々がいる。ボランティアに、発展途上国に、小さな会社に身を投じ、完全燃焼を求めて生きる男たちの熱き姿を、著者自ら足を運び取材。」と。

何だかこれだけを見ると、NHKの「プロジェクトX」ばりに胸が熱くなる感じですね。実は、この本が出たのが1989年でまさしく日本がバブルの真っ最中。ここ十数年、日本は少子高齢化問題が話題になっていますが、平成時代になりサラリーマンと言うか、日本人自体に「ガッツ」が薄れて行ったんじゃないのか?と、自分も含めて思い知らされます。その時々の世界情勢やら環境や世情(せじょう)などもあるけど、変なはなし戦後教育(敗戦教育)の延長上での政治の在り方と同時に日本人のアイデンティティが希薄になったんだなと。今にして思えば、あの「バブル」が日本人を弱くした一因だとも思います。中身のない泡なので。

少子化問題も大至急の課題だけど、そこだけを見ても「木を見て森を見ず」なんじゃないかと。もちろん「少子化問題」を後手に回さないで喫緊(きっきん)の課題として、政府や地方自治体や企業、また地域などが連携し解決して行かなければいけないけど、その間の人手不足もこれまた重要課題です。外国人ばかり補助金漬けにして働かせないで、50代、60代、70代、80代以上でも活用・活躍できる環境を作り、今の30代、40代が目標となるような活き活きとし熱い姿を見せれるようにしていかないと。と、思うのでした。

追記 「人生は挑まなければ、応えてくれない。うつろに叩けば、うつろにしか応えない。」と書かれてもいました。

と言うことで、本日から「丸かの今夜もひとりバックドロップ!!」は14:00更新になります!!

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