歌、特に昭和・平成の初期位までの歌詞って情景が思い浮ぶのが結構ありましたね。自分自身のつたない体験・経験も相まって共感できました。で、本日は田舎から都会へ生活し始めた時の心情と情景が浮かぶ歌をば。下に歌詞を付けたのでそれを見ながら聴いてちょ。(笑)
喫茶店で ほおづえついて
誰か待つよな ふりをして
タバコの煙 目にしみただけ
こぼれる涙 ぬぐおうともせず
いなか者とは 悟られぬよう
三杯目のコーヒー頼んだ
いくら何でも 三杯目飲めば
それもしっかり飲みほせば
店の雰囲気 冷たい視線
気まずい思い かみしめて
いやだ いやだと つぶやきながら
人の波に のまれる
夢なら今も この胸の中
深く閉じこめたまま
深く閉じこめたまま
緑の電車 とび乗るように
街は灯りをともしだす
電車の窓に
息をふきかけ 指でなぞった
故郷と おされて気づき
あわてて消した
小さく書いた 故郷
電車を降りて いつもの道を
ひとりトボトボ 歩き出す
幸せそうな 灯りがもれる
一家団欒 笑い声 淋しくはない
空を見上げた 星は滲んで 輝く
夢なら今も この胸の中
深く閉じこめたまま
深く閉じこめたまま
急いでさがす 公衆電話
百円玉の黄色いやつ
声が聞こえる 父さん母さん
強く受話器を 握りしめ 帰りたいさ
今すぐにでも それが言えずに
それじゃまた
夢なら今も この胸の中
深く閉じこめたまま
深く閉じこめたまま
はい、いかがでしたでしょうか?特にあたくしのような田舎から出て来た人は一度はこのような経験をしてるか、してなくても凄く共感できるのではないでしょうか・・・・・。
追記 まだ、故郷がある人、親が健在な人はたまには帰って下さいよ。
全ての歌詞でなくても、一つや二つ似たような経験の歌詞があるとその時の切ない思いが蘇ります。あたくしは、寮に”おふくろ”から電話が来た時に、今ならスマホなので出たくない、出れる状態でなければ出ないで済むけど、寮では廊下で大声で名前を呼ばれるか、部屋まで来るので逃げようがありません。(笑) あたくし、ちょうど色々あった時で向こうは親戚がどうのと何だか報告の電話をして来たんですが、あたくしは”おふくろ”の声を聞いて声が詰まってしまい「うん、うん」と返事をするのが精一杯でしたね。。。。。