スキー
- 2013/01/01 00:00
芦別には三角山、中の丘、国設というスキー場が3つありました。
その中でも一番人気は三角山スキー場で、ジャンプ台もあるしボブスレーで滑る所もあるし、
下手くそな私は林コースなどという人知れず友人の村上君と二人で秘密のコースなどがお気に入りで滑って(本当にお尻から滑っていた)いました。
で,またここのロッジの醤油ラーメンがむちゃくちゃ美味しくて、
重くて歩きずらいスキー靴をゴトゴトと言わせながら食券を買って食べておりました。(カレーも旨かった)
三角山は西芦ではなく芦別にあるのでスキーセットを持って中央バスに乗って行くのですが、
かなり混んでいるバスの中でのスキーセットは他の乗客たちにとってはかなりの迷惑で、
しかも終点芦別ターミナルへ着くと子供なので周りの乗客が降りてから降りるなんてことは全く考えていなく、
我先に降りようとして大人たちから怒られていました。(笑)
で、そのスキーセットを担いで芦別駅方面へ向かい線路の上を通るための陸橋を渡り、
それから今度は坂道を肩に担いで行くのですが、
これまた一苦労なのです。
しかし、どこにでもツワモノがいるもので帰る時はスキー場からスキーを履いたまま今度は下りの坂道を滑って来て陸橋もそのまま登って行く人もいました。(尊敬します)
国設スキー場はバス停から遠かったので2度くらいしか行っていないので省きます。(今では唯一のスキー場ですが)
で、西芦、頼城(らいじょうと読みます)方面のハナタレナックスどもがよく行くのが三井芦別炭鉱でやっていた中の丘スキー場。
ここもバスで行く人もいたけど、ほとんどの人はスキーを履いて行くか担いで行っていました。
ここのリフトが中々の代物で下手くそであまりウィンタースポーツが苦手だった私なんかはかなりドキドキものでした。
(しかも一度失敗して引きずられてしまいましたけど)
ここはロッジなどと気の利いたものなどはなく、
石炭小屋を大きくした所にストーブがあり、
そこでカップ麺(激麺を食べた思い出があります)なんかを食べるのです。
ここの良いところは福利厚生の一環で運営していたのでスキー代がタダだったということです。
コース自体は短かったのですがそれなりにギャップ(こぶ)もあり楽しかったんだと思います。
ここのリフトはストックでロープを引き寄せ股に挟んでお尻に付けるのですが、
慣れるまで中々難しい。しかもスキーは地面についたままです。
初めての時に上手くロープを掴めず引きずられてしまい、
管理人さんが慌ててリフトを止めて掛け登ってきました。(笑)
その中の丘のスキー場の管理人さんがある時、
西芦の第二浴場の管理人さんになっていたのにはビックリしました。
と、ここまで書いて白状しますが私はスキーが苦手で、
それこそスキー学習は運動会と同じくらい嫌で、
ほとんどボブスレーグループで横で滑っていました。
子供の頃なので女子もスキーを滑れるのに男の自分がボブスレーなのがとっても恥ずかしかったです。
まぁ、それでも何人かはいるものでそれなりに和気あいあいと滑っていましたけどね。
同じくスキーが苦手な村上君(彼と私は水泳も苦手でスキーをするようになったのも、
その年の夏休みに泳げるようになったからでした)小学5、6からスキーもするようになりましたが、
お互い思いっきりボーゲン(V字型)でしか滑れなく、
それも恥ずかしいの正規のコースではなく人の来ない”林コース”へ行って滑っていました。
一度、村上君が林コースの坂を直滑降で(しかも10メートルくらい)を勢いよく滑って行きいきなり視界から消えたと思ったら次の瞬間
逆立ち状態になって雪山に頭から突っ込んでいた時は大笑いしました。
あんなに大笑いしたのは人生の中で5本の指に入る楽しい想い出です。。。。。
ちなみに三角山では”モトクロス”などもやっていましたし、正月には餅まきもやっており親父に連れて行ってもらい
100玉の入った餅をゲットした時には嬉しかったですね。しかも、顔面にぶつかった餅だったので尚更でした。(笑)
はぁ~、楽しかったな~。。。。。