おばあちゃんの命の恩人

ひなちゃん。

昨日、まるふじが終わって午前0時過ぎあるデイサービスの前を通りかかるとそこに車椅子に乗ったおばあちゃんの姿がうっすら見えたそうで、最初は最近色々疲れ過ぎてて幻覚見てるんだなぁ、って思ったらしいです。

でも本当にそこには家に戻れなくて困っているおばあちゃんがいました。(三度見したとか。それはそうですよね)どうしたものかとデイサービスの書類らしきものを持っていたので連絡してみたけど、こんな時間には誰も出てくれず、デイサービス併設のマンションがおばあちゃんの家であることは間違いなさそうだと。(でも、鍵も自動ドアを開けるカードキーすらも持っていない)

私にも連絡くれてたので交番に行くよう伝えました。(私には来なくても大丈夫なんで、って言ってましたけど心配だもの行きましたよ)

おばあちゃんは話もできて、マンションエントランスでひなちゃんのことを待っていました。

私までが行くとおばあちゃんが怖がると思ってひなちゃんはすぐに『私のお母さんだから安心してね』って言ってましたね。(わかってらっしゃる!)

警察の方も10分くらいで来てくれたんですが、ひなちゃんは警官に囲まれたおばあちゃんがまた怖がるのではないかとおばあちゃんのそばからは離れず寄り添いず〜っと話しかけていましたね。(ほんと優しくて出来る子だ)

デイサービスの書類に名前が書いてあったのでここのマンションに住んでいることもわかり、しばらくして隣の部屋の方になんとか連絡が取れて玄関を開けてもらえることにもなりましたが…

なかなか降りてきません。(夜中の1時半過ぎでしたから色々用意が大変だったのかと)そうしているうちに外からここのマンション住人さんがタイミングよく帰ってきまして一緒に中に入ることが出来ました。エレベーターに乗れなかったひなちゃんはもう一人の警官と階段で6階まで上がっていきました。(もう最後まで見届けないと安心できなかったんですね、優しいです)

ひなちゃん降りてきて、『おばあちゃん無事に部屋に入れました!靴も上着も自分で脱いで歩いてました、92歳ですよ!しかもうちより5倍は広い部屋でした』って。

もう何が凄いのかわからない話しになってきましたけども。

ご家族とも連絡が取れたようで安心しました。(ちょっと遠かったので待ってるのは警察の方にお任せしました)

ひなちゃんを家まで送りましたら『あのおばあちゃんの家に一緒に住ませてもらえないかな』って言ってましたね。

おばあちゃんはデイサービスが楽しいようで、待ちきれなく出てきたのでしょうかね。そんなおばあちゃんに『この時間から出てきてオールするの?って聞いちゃいました』って。そこは❔だったようです、略し過ぎでしょ。

ひなちゃんのこと覚えていてほしいですね。

ありがとうね。お疲れ様でした。

おやすみなさい。

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