高校3年の師走に「しめ縄売り」のアルバイトをやりました。
家の近くのスーパー「りょうゆう」という店先で。
誰の紹介だったのか?忘れましたが、もう一人同級生が居たのでその人の紹介かと。
最初は声を出すのが恥ずかしくて、中々大きな声を出せませんでした。
けれど、二時間程すると慣れて来たのか?
「どうぞ!」とか「いらっしゃいませ!!」と声が出るようになると、それまで
買おうと決めていた人以外は素通りしていたのが、立ち止まって見てくれたり
話しかけられるようになりました。
そうなると、さっきまで手持無沙汰でパッとしなかったのがとても面白くなったんですね。
元来、話し好きなのもありますが、何だか自分が主役になったような感じで気持ち良かったんですね。
まぁ、何でもそうですが面白くなって来た頃に終わりの時間になるんですよね。
でも、その時の経験から思ったのが「そうか、自分から積極的になると上手く行くんだな」と言うこと。
それは、その後の人生おいてベースになりました。
まぁ、元々は照れ屋で奥手なくせにクソ自尊心だけはあるので全てではないんですが、「ここは!」と言う所では一歩前に出る決意や、声を張るようにしています。
なので、新しく入るアルバイトなんかにも「とにかく声を張れ!」とか「もっと大きな声で!」と
言うのはあの経験があるからんですね。そうすれば、経験がないので恥かしいとか照れてしまうとかが無くなり、仕事も楽しめるようになれるからね。
これね、単に「気合と根性」とかではなく、絶対に心理学的でも間違ってないと思うのです。
きっと、羞恥心や無駄な自尊心が一歩前へ行くのを邪魔してるので、大きな声を出したり張ることで
良い意味で開き直ることも出来て、多少のミスを恐れないで積極的なれると。
そういった意味では、たった1日(2日?)の短いアルバイトでの経験と気づきは今でも感謝しています。。。。。