酔っ払い率が多かった

土地柄なのか?炭鉱町は酔っ払い率が多かったです。

10人中、13人は酔っぱらいですからね。(振り切ってる)

ご多分に漏れず、私の“オヤジ”も正真正銘の酔っ払いでした。

まぁ、もちろん依存症とかましてやアル中ではないです。

普段は口数の少ない“オヤジ”ですが、杯を重ねるごとに・・・・・。

“オヤジ”が酔ったと分かる指標は、酒のコップを「ドン!」とテーブルに叩きつけるように下ろしたら。

その叩きつけるように下ろしたコップをジッと見つめます。

今にしてみると見つめた先のコップの中には何が見えていたんでしょうね。

小さい頃はコップの「ドン!」と言う音とコップを見つめだす姿がとても嫌でした。

それは、必ず“おふくろ”と喧嘩になるから。

“おふくろ”もキカナイ性格なので、負けてはいません。

売り言葉に買い言葉で、後は中々の修羅場。(笑)

何かの会で“オヤジ”が酔っぱらって帰って来るのは分かってて、

そうなると面倒なことになるので“おふくろ”がジョッピンを掛けてしまいました。

すると案の定、酔っぱらって帰って来た“オヤジ”は戸が開かないので「ドンドン」と戸を叩きながら大声を出して「開けろ!」と叫んでいましたね。

夜中なので近所迷惑にもなるので仕方なく戸を開けましたけど。(笑)

こんなこともありました、幼稚園の時か小学1年生の頃に、これもまた何かの会へ行って「また、今日も酔っぱらって帰ってくるんだろうな~」と

思ってたら、近所のおばさんが家の戸を「ドンドン」と叩きながら、「加藤さんが酔っぱらって大声を上げてるので連れ帰って欲しい」と。

それで、“おふくろ”と兄貴と私で行くと、なんと下水(ドブ)に片足を突っ込んだまま“オヤジ”が「おい!助けろ~!!」と夜空に向かって大声を出していました。(笑)

何とか皆で抱えて家まで帰って来たことを今でも覚えています。

まぁ、どこの家も似たり寄ったりでした。

“オヤジ”の酔っぱらってる姿を見て「俺は絶対に酒なんて飲まない!!」と言うと、親戚のおじさん(この人も中々の酔っ払い)が

「“たかし”も大人になったら分かるから」と。

でも、私は心の中で「絶対に分からないし、酒なんて飲まない」と心に誓いました。

今この年になって思うのは、“オヤジ”にはオヤジの様々な思いがあったんだろうなと言うことと、

親戚のおじさんが言ってた「大人になったら分かるから」と言う言葉を身に染みて行動で示しています。(笑)

こんな体験が誰もあった町で育ったから、大人になっも同級生たちとの絆が強いんだと思う。

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