南米から来たチャンピオン

小学生の時に「アメリカンヨーヨー」なるものが流行り、

子供たちはあちこちでヨーヨーをやっておりました。

昭和50年代のこと。

当時、コカ・コーラがキャンペーンの一環としてやっていて大流行しました。

余りにも流行り学校へ持ち込むのは禁止になりましたが、行き帰りの通学路でやってましたね。

色々な技があり、単に勢いよく下へ落として空回りが基本でそこから「犬の散歩」や「ブランコ」などと

変幻自在にヨーヨーを操って技自慢なんかしていました。

で、何だかよく分からないけど「ヨーヨー南米チャンピオン」(アメリカンヨーヨーなのに)なんかが来て、

広場に子供たちを集めて「南米チャンピオン」の技を繰り出した後には、子供たちで技を競い合い

優勝者には「プレミアムヨーヨー」なんかを貰っていましたよ。

今にして思えば、あんな地方くんだりまでよくも来たもんだと改めて「コカ・コーラ」の力を思い知らされます。

また、「南米チャンピオン」が技を繰り出す時に「イ・ヌ・ノ・サンポー!」や「ブーランコ!」などと片言の日本語を話していました。

不器用な私が出来る技は少なく、基本の空回りと犬の散歩くらい。(笑)

それでも、常にヨーヨーを持って恰好だけは一丁前でした。

摩擦で紐がちぎれたり変に絡まったりしてしまうことも度々でした。

あまりにも長時間やりすぎると中指に紐の穴を通してるのがキツクなり痛くなるんですね。

その後に二番煎じで「バンバンボール」が出ましたが、「アメリカンヨーヨー」程は人気が出なかったかなと。

それでも、やはりここにも「南米チャンピオン」が存在し、広場で演技をやっていましたね。

でも、今のようにSNSなんてのはなかったのに、なぜか?皆どこからかの情報で「三北商事に南米チャンピオンが来てるぞ!!」と聞いて

チャリンコを漕いで集まっていましたね。(笑)

「アメリカンヨーヨー」とか「バンバンボール」がとかよりも“外人”が珍しかったのもありました。

不思議なのは、今の方が便利なのにあの頃は不便さは感じなかったし、むしろ楽しく過ごせていましたもんね。

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