先日、昔からの知人(元部下)の店に、当時一緒に
働いていたアルバイトの女(こ)が本州から来ていて
会いたいといっているとのこと。
調度、仕事も切り良く終わったので、いざ!ススキノへ!!
その店は南5西3塚本5・3ビルの4Fにある「居酒屋・水城」
と言うお店で、オーナでもある純平とお母さんとウェイ・ウェイと
言うとっても感じの良い中国人留学生の女の子3人でやって
いる、とっても「アットホーム」なお店なのです。
その日に来た女の子「直(ちょくじゃなんくて、なおだよ)」が
今回結婚式で現在済んでいる「滋賀県」から北海道に来たとのこと。
でも実際の結婚式はあさって「青森」であるそうで、一度北海道
へ来た方が「ツアー価格」で安いのでせっかくだから顔を出したのです。
「直、何年ぶりだ?」 「ええ、そうですねー、私が長女を産んだ頃
だったので・・・・・」(やはり女性は子供を一人生むことで記憶が薄れて
いくらしい) 「直、多分、15,6年位だよ」 「もう、そんなになりますか?」
「だってよ、俺今年で42歳で、一緒に大東京で働いていたのは26,7歳
位だったもん」 「そうですよねー」 「で、直はいくつになったの?」
「私、36歳になりました」 「えっー!!もう36歳になった?」
と、まぁ、18,19,20歳位のあどけない少女が今ではその時のあたくし
より年齢を重ねていて、直のように子供が二人もいるんですね。
本当に月日が経つのは単に早いだけではなく、感嘆深いものがあります。
久しぶりに「直」と昔話に花が咲いておりましたが、何やらカウンターの
下から「ミョ-」な匂いというより臭い。 ええ、そうなんです、カウンター
の下から臭いと言いますと、
1、おならの臭い 2、足の臭い 3、下半身の臭いなのでございます。
めったに3の下半身の臭いはあまりないので、必然的に1か2になるわけ
でございまして、この場合は2の足の臭いがどうも「臭い」のございます。
ん!?あれれ、ひょっとしてあたくし?
しかし、あたくし足の臭いにではなく匂いには少々自信がある方なのですが、
「花粉症」や「アトピー」も突然なる時もあるそうなので、「まさか!?」と思い、
10分くらい前にもトイレに行ったはずなので、変に怪しまれちゃいけないと
「いや~、直、ホント久しぶりだよな、もう、今日は嬉しすぎるこのヤロー」
とか何とか言ちゃったくらいにして、
「おい!純!ビールだビール!」と急に今までの話の流れをさえぎって、
まるで「ビアガーデン」よろしく、立て続けにビールを一気飲みをして
「おお、やはりビールを飲むとおしっこが近くなるな!」なんて、慌てて
トイレに駆け込む作戦を取ろうとしたのですが、
それを見いてた、直と斜め向かいに座っていたお客さんが「さすがですねー、
もう一杯!!」などと、まったく事情を知らない無責任な声につられて
、「純、もう一杯!」と飲み干し、結局本当におしっこがしたくなり、慌てて
駆け込むはめになったのでした。
そして、放尿をすばやく終えて、すぐさま靴を交互に脱ぎ臭いを嗅いだの
ですが、「臭くない」。そればかりではなく、酔ってきたせいもあるのか「いい
匂いじゃん」と。
まぁ、立て続けに3杯も一気飲みして少しいい感じになってきた酔っ払い
の目に飛び込んで来たのが「トイレその後に」なる消臭剤。「ムムムム、これだ!」
と別に臭くもないのに何を勘違いしたのか、はたまたそれが酔っ払いの酔っ払い
たる所以(ゆえん)なのか、両の足と靴に「トイレその後に」を吹っかけて、「よし!」
などと勝手に気合なんぞを入れて得意げに席に戻ったのであります。
「クンクン、あれ、部長、何かつけて来ました?」
「別に、強いて言えばおれのフェロモンかな・・・・・」
「そうじゃなくて、なんか消臭剤の匂いが・・・・・」
「(やべぇ!)当たり前だろ、トイレにいたんだから。。。。。」
結局、原因は隣にいた(見知らぬ人)の靴(足)ではなく、皮のパンツの
臭(匂い)でした。
それからは、「トイレその後に」の匂いが気になって仕方がなかったあたくしでした。
「直」、久しぶりに会えて嬉しかったですよ、また会う日までな!
お幸せに!!