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200%の自信とは。

いきなりですが、皆さんはどれくらい大きい「うんこ」を
見たことがありますか?

あたくし本日は、今でも忘れられない大きい「うんこ」の
お話をしてもいいですか? 「いいとも!!」

はい、それではリクエストにお答えして大きい「うんこ」の
お話をしたいと思います。それは、もうかれこれ、21、22年前
のことで、あたくしがまだこの仕事をしていなかった当時に
さかのぼります。ティロティロリ~ン・・・・・。

場所はススキノ南5西5ジャパンランドビル1Fに当時
「一銭蒸気」なるグランド居酒屋がありまして、友人でも
あるF君(藤田君、イニシャルにした意味ない)と行こうと
なり、その前に同じ1Fにあるトイレに入ったのです。

あいにく小便器はうまっており、仕方なく大便器の方で
おしっこをしようと入った、その瞬間!!
「なんじゃコリャ!?」とまるで太陽にほえろの松田優作さんの
Gパン刑事が死ぬシーンばりに声が出てしまったのです。

「藤田!藤田!ちょっと見てみろよ!」 「えっ?なに?うわっ!」
と藤田君もGパン刑事ばりに「なんじゅコリャ!?」と同じような
ことを言ったのです。

その大便器(ちなみに和式)には、そうですねー、直系30cm
太さ8cmくらいの「うんこ」が和式の便器の前の方の水の溜まる
所に突き刺さっていたのです!!

二人して、「でっけぇー、うんこだなー!!」と言うのが精一杯で、
あまりにも「うんこ」の大きさにしばし二人は沈黙になったほどでした。
そして、一応水で流そうとしたのですが、あまりにも大きくて、
しかも固いその「うんこ」はいっこうに流れもせず、魚釣りの「うき」
のように、ゆらゆらと頭の方だけが揺れる程度でした。

そして、二人はこれは大変だ、自分達で何とかしなければ!と思い
、かと言って、手を使う勇気は二人にあるはずもなくどうしたものかと
しばし思案した結果、限界までおしっこを我慢して、その我慢した
勢いでこのデカイ「うんこ」を崩してやろう!と言うことになったのです。

しかし、藤田君はもう既に小便器の方でおしっこをした後で、残るは
あたくしのおしっこにかかっていました。(ある意味責任重大です)

さぁ、いよいよ待ちに待った「放尿」の時となり、藤田君は個室の外で
成果を待っております。 
「ジョー・・・・・・・、ジョー・・・・・・・・」そうですねー、かなり我慢したので
48秒くらいは「放尿」をしていたと思います。

おしっこをし終わって個室から出ると、藤田君がまるで手術の結果を
待つ家族のように「不安と期待」の眼差しで「どうだった?」と聞いてきます、
あたくしは、うなだれて静かに顔を横にふり「ダメだ」と一言を言うと、藤田君は
一瞬「何かの間違いだろ?」的な顔をした後にあたくしを押しのけるように
「うんこ」の所へ行きました。

しばし、二人の間に沈黙が続き、ようやく我に帰って「やるだけはやったよな」
と慰めにもならない言葉を掛け合い「行こう」と、どちらが言いだしたかは定かでは
ありませんが後ろ髪をひかれる思いでトイレを後にしたのです。

トイレから出て、目の前に飛び込んできたのが「一銭蒸気」と言うネオン管で
出来た看板でした、そして藤田君が振り向きもせずに言いました
「あれ?俺たち居酒屋に来たんだよな」と。

そうなんです、あたくしたちは居酒屋に来たのです。あの大きい「うんこ」の
為に(しかも下っ腹まで押したくらいにして)20分間という青春の貴重な
時間を費やしてしまったのです。(ああ、もったいない)

そして、何事もなかったようにお店に入って席に通された瞬間!目に飛び
込んできた光景は今でもハッキリとあたくしの脳裏に焼きついているのです。

「藤田!見ろ!奴だ!絶対奴だよ!」と、後ろを歩いていた藤田君は最初
なんのことか分からなかったのですが、あたくしの目線をたどってようやく合点
がいったようで「ホ~、そうきたか」と予想外だったような声をだしたのです。

あたくし達の目の先にあったのは座っていても、立っているあたくし達と
変わらないくらいの大きな『アフリカ系アメリカ人』の方がいたのです。

しかし、そう考えるとあの尋常でない大きい「うんこ」はどう見ても「和物」で
はなく、明らかに「舶来品」です。

ホントに大きい「うんこ」だった、今なら確実に写メで撮り、皆さんを驚愕の
渦に落とし込んでいる自信が200%あります。

えっ!?そんな自信はいらない? あっ、そう。

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