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環境なのか人なのか・・・・・。

人は環境で変わると言います。

本当にその通りだなと、つくづくあたくしは実感しております。
スタッフも店(正確には、そこの店長)によって違ってきますし、
お客さんも、店によって飲食する態度が違います。

進化論を説いた「チャールズ・ダーウィン」はこのようなことを
言っております。

「強いものが勝つのではない。賢いものが生き残るのでもない。
環境に適合したものが勝つ。」と自然界の掟を説きました。

まぁ、あまりこの辺を突っ込んでいくと「ぼろ」が出てしまうので、
詳しい話は「酒場の会話」にとっておいて。。。。。

話は戻りますが、と言うか、実はここからが本題なんですがね。
あたくし最近、ススキノで飲むことはめったにありません(自分比較)。
それはススキノで働いていないので、近づく機会がないからです。

確かに「鈴木徳太郎商店」「上海月」と2軒ありますが、会社が
西10丁目にあり、そこに店もあるのでそこを拠点にしているからなんですね。

前の会社にいる時からそうですが、本社機能が移転するとその周りに
店が出来て、そこを中心に活動拠点が出来上がって行くのです。

あたくしの場合は現在住んでいる所も、会社の近くにしたのでなおの事です。
あたくのような「怠け者」は常に「臨戦態勢」を取れる場所にいないと、
「アホ」になってしまうからです。(笑)

前の前に住んでいた所は、中央区南4条東3丁目にいました、
それは、ススキノを中心に店が沢山あり、特にススキノという場所柄は
深夜帯に何が起るかわからなくいつでも駆けつけれるようにと、
歩いて6~7分の所に11年間住んでおりました。(走って2分!)

36号線から大通り側なので比較的穏やかで環境は好かったですよ。

ここ最近、3~4年くらいの間にある現象に気がつきました。
それは、ススキノへ行くと「客引き」に声を掛けられる事が多くなったことです。

以前、ススキノの店で働いている時は200%ありませんでしたし、
働いていなくてもススキノにある担当店舗を拠点にしている時も
150%「客引き」に声を掛けられることもなかったです。

でも、ススキノから離れて、ススキノに飲みにもあまりいかなくなると不思議と
声を掛けられるんですね。「カモ」に見えるんだと思います、きっと素人に。(笑)

多分、それはススキノを拠点にしていると様々な欲や誘惑があり、
その中で仕事をしていく内に、「ススキノ顔」になっていくんだとお思います。
要は「夜」が似合う顔です。

だから、あたくしは以前「昼」にお客さんに会うと「似合わない」とか、
「なんか怪しい」とよく言われておりました。

あのー、ここで勘違いして欲しくないのはススキノで働いている人は
「人相」が悪いと言っているのではなくて、夕方になって「ネオン」の灯りが
ともって来ると、どうしても「ススキノ」を意識してしまうんですね、仕事をです。

それでなくても時には「酔客」に絡まれたり、道行く人のほとんどは「酔客」か
様々な「欲」のある人が多い街なんですから、当然「緊張感」が出て油断
出来ない顔つきや立ち居振る舞いになり、どうしても、”隙を見せれない顔つき”
になるのもしょうがないんですね。

その反面、本当に様々な人生模様をリアルに体験できるのもススキノの特徴です。
自然とそこで働いている者同士は、別に名乗らなくても「同業者」と大体は分るので、
声を掛けられることはありません。

しかし、今はススキノという環境にいないので、いくら飲食店の会社をやっていても、
ススキノでバリバリ働いていた経験があってとしても、今のあたくしは”素人同然”なのです。

以前は、ススキノを歩いている時には次々と「ビジネスのヒント」が浮かんで来ましたし、
色々なことを思い描きました、それは面白い計画や時には策謀もです。

環境が人を変えるのか、人が環境を変えるのか・・・・・。

そろそろ”潮時”かな。。。。。

たまに、黄昏時を少し過ぎた”ネオン”のともり始めた”ススキノ”が恋しくなります。


昨日、上海月のキッチン「細谷」に子どもが誕生しました!!
第3子です!名前は「航希(こうき)」、3100グラムの丈夫な男の子です。
感傷に浸ってる”ばやい”じゃないか。

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