たまに、お客さんや取引先の方と話をしていると、
出身を聞いたり聞かれたりしていると、「社長は、
どこの大学ですか?」と聞かれます。
あたくしは、芦別と言う地方に出身者なので、
地方が一緒か近くかも?と思い「出身はどちらですか?」
と聞きますが、あたくし自体、最終学歴が
「芦別工業高校機会化3年A組」ですので、特に最終学歴
までは聞きません。
が、しかし、何故か、ごくごくたまに「大学はどこですか?」
と、普通の会話のように出るんですね。
多分、その人にとっては「大学出」が普通で常識なのでしょうね。
しかも、一応飲食業ですが”社長”なので、そう思うのかも?
その時の、あたくしの反応は二通りありまして、
一つは、正直に「高卒です」。
もう一つは、「ハーバードです」。
なぜ、「ハーバード」なのか自分でもよく分りませんが、
ついつい、「ハーバードです。」と答えてしまいます。
相手の反応は様々です、
「高卒です。」と答えた時には、
Aパターン、「あっ、そうですか、で、どこの?」と、
一応、会話をつなげてきます。
Bパターン、「!?(あっ、余計なことを聞いちゃったな)と言う感じで、
まぁ、別に大学は関係ないですけどね。」と。(じゃぁ、聞くなよ)
「ハーバードです。」と答えた時には、
Aパターン、「えっ!?本当ですか?凄いですね!!」
(このような時には、直に謝ります)
Bパターン、「あ、そうですか。じゃ、英語は得意なんですね」
(このような時にも、直に謝ります)って言うか、500%ありえないし。
そして、たまにこのような人もいます。
「いいですねー、私は地元の高校中退だもんな~。」(えっ、そう来る!?)
なぜ、今日はこのようなことを書いたかと言うと、
たまに、「へぇ~、意外ですね・・・・・」との答えが。
何がどう”意外”なのか?その「・・・・・」の沈黙は一体なんの意味があるのか?
あたくしは大いに気になった次第なので、ちょっとだけ書いてみました。
そういえば、以前観たクリント・イーストウッド、監督、主演の
「ハートブレイクリッジ・勝利の戦場」と言う映画の中で、
イーストウッド扮する”軍曹、ハイウェイ”は朝鮮戦争、ベトナム戦争を
生き抜いた「歴戦の鬼軍曹」が、実戦経験のないやわな兵隊を鍛え
直す内容なのですが、
その冒頭で、エリート将校(上官)が、自慢げに自分の「学歴」を
披露して、ハイウェイ軍曹に「君はどこの学校を出たのかね?」と聞くシーンが
あるのですが、そこで彼はこう答えます「ハート・ブレイクリッジ」と。
それを聞いた上官は、まじまじとハイウェイ軍曹の顔を見て何も言えなくなります。
「ハートブレイク・リッジ」とは、朝鮮戦争の中でも最大の激戦地で
生き残ったのは、ハイウェイ軍曹を含めて数人だけで、その戦いを
生き残ったということは、海兵隊では伝説的な人物なのです。
そうです、今度からは「社長はどこの大学を出たのですか?」と
聞かれたら、「すすきの」と答えることにします。。。。。
土曜日の様子がウソのような暖かさで、本当に”春の訪れ”を感じます。
あっ、あたくしだけでしょうか?キューバに勝った記者会見で
”原坊”の能天気な笑顔が気になるのは・・・・・。