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お勉強をして下さい。はい。

「学び続けることは、
   どんな分野においても、成功するための最低条件だ。」

とは、あるアメリカの教育学者の言葉です。(かっこいい。)

本日は唐突ですが、最近感じていることを書きますね。

何でもそうですが、やはり本気で『成功』をしようとか
したいと思ったら、”勉強”をしないといけないですよね。
それには『知識』を身に付けることと思うのです。

多分、学生時代の友人なんかは「お前が言う?」と
言われそうですが、(って言うか、周りの人も思ってるはずだ)
あたくしは体を使って覚える方が性(しょう)には合っていますが、
けっこう本なんかを読んでお勉強するのも好きです。(数字以外はね)

と言うか、あたくしみたいな”アホ”は解らないことばかりなので、
どうにか皆に迷惑を掛けないように、少しでも”役”にたつように
『知識』を身につけようと自分でも涙ぐましいくらい努力をしました。(笑)
(数字以外はね)

ごく、たまに何を勘違いしたのか、妙に専門用語を駆使して、
どうでも良い『知識』をひけらかして、余計にお客さんを惑わすスタッフがいますよね。

例えば、お客さんが「すいません、お水を下さい。」と言うと、
わざわざ「チェイサーですね。」と、これ見よがしな”すっとこどっこい”野郎が
います。自分では「レストラン用語ではチェイサーっていうんだよ」と
内心は優越感に浸っているようですが、ただの”アホ”です。

あたくしが言う『知識』とは、そのようなどうでもいい”とんちんかん”な
モノではなく、もっと自分の仕事や生きていく上で必要なことを自分で”考える”
ことなんですね。そしてそのような考える時間を持つことなんです。

あたくしたちの仕事は程々に?時間も長く、家と店の往復の人が多くて
しかも、店が終れば飲んでいるか(既に営業中から飲んでる人もいるけど)、
疲れ切ってしまい寝るだけです。

で、普通にワーカーになっている人は、現場仕事しか身に付きません。
それはそれで大切なことなんですが、大概そのような人は一人でやっている時や、
言われたことをしている時はそれでいいのですが、後輩や部下が出来たり、
ましてや店長や料理長になると残念ながらあまりうまく行きません。

例えば、”一生焼鳥職人道”で一心腐乱にそのことに対して、もの凄く
貪欲に執念を燃やしているのなら、その過程から色々なモノが身につくので
しょうけれど、中途半端な仕事しかしていないと、たちどころに仕事が
立ち往生してしまうのです。

それは、先輩や上司から使われている時に何の疑問を持たないで
ただ、言われたことをやっているだけだからです。たとえ先輩や上司に
聞いたとしても、それは先輩や上司の考えや経験であって、その人が
みずからの経験でもないし考えでもないので、いつまで経っても
先輩や上司から教えられた範ちゅうから出ていなんですね。

一旦、そのような”楽”を覚えると中々厳しいものがあります。
だって、言われただけをことをやり、わからなければ聞けばいいんですもん。

そのような人に限って「その内、独立するのが目標です。」と言います。
(早く、独立して2ヶ月で潰れろ!この”うんち”野郎!!)

だからたまに「お前、なんか作ってみろよ。」と言っても、どこにでも
あるようなありきたりなモノしか作れません。まったく自分で考えていないし
勉強して来なかったからなんですね。

「お前ね、あの新人に何をさせたいの?嫌われたくないから何も言わないの?」
「お前さん、来月の売上を達成する為の考えを述べておくれよ。」
「はい、早い時間はワンドリンクサービスをして、飲み放題を50%割り引きして・・・・・」

・・・・・!?!?!?

「お前さんは、何屋ですか?ディスカウントストア?しかも、ワンドリンクサービスで
飲み放題を50%割引きってまったく意味がわかんないんだけど。」
「えっ!?それでしたらフードを一品サービスします」
「お前、正直に言えよ。会社を潰したいのか?それともバカにしてんの?」

何でも安くすればお客さんが来ると思ってるんです。
このような安易な考えは、ある意味においてお客さんに失礼です。
(さぁ、誰でしょう?本気でこのようなことを言う輩がいるんですが。)

言われて悔しいとか、もっと成長しようとか、どうにか目標を達成する為には
どうしたらいいのかとか、うまく人を育てられなくてどうしようか。と本気で悩み
葛藤して解決しようと思えば、「自分の力や知恵だけじゃダメだ。」と思い、
”ワラをもすがる思いで”色々と勉強します。

その積み重ねが『知識』となり蓄積されて、まったく別のことで悩んだりしたら
蓄積された引き出しから”パッ”とひらめいたり、良い方向性が出てくるんですね。

だいたい『知識』がない人は何回も同じことを言われても直らないので、
どんどん同じ年や後輩や部下に追い越されてしまうのです。

よほど自信があるのか、ただの”スーパー能天気アホ”なのか、同じ”アホ”な
あたくしでもまったく理解できません。

家と店の往復じゃなく、自分を磨き上げる為にも『知識』は必要です。
この仕事は努力や人柄も大切ですが、同時に感性も同じくらい大切です。

最近はこう思います、”感性”は『知識』の積み重ねでもあるんじゃないのかなと。
そんで自分自慢な『知識』は要らないけど、自分で身につけた『知識』は必ず
自分に帰ってきて、そして周りをも良い方向に持っていくんじゃないのかと。

もちろん、人の痛みがわからない人は”ガイマチ”ですけどね。

あっ、あたくしは”アホ”レベル「D」なのでまだまだお勉強中ですよ。。。。。
(ちなみに”アホ”レベルはA~Eまであり、Eが”七不思議君”です)

でも、一番お勉強をしなけりゃいけないのは”あたくし”なんですがね。。。。。

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