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好きな言葉。

あたくし好きな言葉や心に残る言葉などは、PCの下書きにためています。

そして、時々それらを見ては勇気をもらってっるんですね。
今日は「岡本太郎氏」の「自分の中に毒を持て」と言う”本”から抜粋したものです。

ここから、

人生は積み重ねだと誰でも思っているようだ。ぼくは逆に、積みへらすべきだと
思う。財産も知識も、蓄えれば蓄えれほど、かえって人間は自在さを失ってしまう。

人生に挑み、本当に生きることは、瞬間瞬間に新しく生まれ変わって運命をひらくのだ。

今までの自分なんか、蹴飛ばしてやる。

自分自身の生きるスジは誰にも渡してはならない。

「道で仏に逢えば、仏を殺せ」というが、何日も道に立っていて
「出遭うのは己自身なのです。自分自身に対面する。そうしたら、己を殺せ」

己を殺せ!そこから本当に自分が生きるんだ。

自信なんてものはどうでもいい。そんなもので行動をしたらロクなことはない。

ただ、ありのままの自分を貫くしかないと覚悟を決める。
それは、己自身を最大の敵として、容赦なく戦い続ける。

人間は生死を越えた絶対感によって生きなければだめだ。

実力がない?けっこうだ。チャンスがない?それもけっこう。
うまくいかなければ素直に悲しむより方法はない。
そもそも自分を他と比べるから、自信などという問題になってくるんだ。

軽く素直に動けばよいということだ。

全生命、全存在をかけての命がけの「遊ぶ」とそれが甘えた「お遊び」とは、
まったく違う。

”いずれ”なんていうヤツに限って、現在の自分に責任をもっていないからだ。
生きるというのは、瞬間瞬間に情熱をほとばしらせて、現在に充実することだ。

”いずれ”なんていうヤツに、ほんとうの将来はありっこないし、懐古趣味(昔は・・・)
も無責任だ。つまり現在の自分に責任をとらないから懐古的になっているわけだ。
懐古趣味というのは現実逃避だ。

だから、そんなものにこだわっていないで、もっと現実を直視し、絶対感をもって問題
にぶつかって、たくましく生きるようにしていかなければいけない。

弱いと自分自身思っている人ほど強くなりたいと意識する。それは別に、悪いこと
じゃないけれど、弱さを何とかごまかそうとしたり、強くみせかけようなどとすると、
ますます弱みになってしまう。

人間はきつい条件に追い込んだときに、初めて意思の強弱が出てくる。

才能があるから絵を描くのではない、情熱があるから行動できるのでもない。
逆だ。何かをやろうと決意するからエネルギーもふき出してくる。

やろうとしないから、やれないんだ、それだけのことだ。
もう一つうまくやろう、成功しよう、とするから、逆にうまくいかない。人生うまく
やろうなんて利口ぶった考えは、誰でも考えることで、それは大変いやしい根性
だと思う。

うまくいくとか、いかないとか、そんなことはどうでもいいんだ。結果とは関係ない。
めげるような人は、自分の運命を真剣に賭けなかったからだ。

誰がいればとか、だれかと一緒にとか、他人を当てにしているようじゃまだまだ甘い。
そんなことを考えている暇があったら、たった一人で立ち向かう勇気を持ち行動に
移すことだ。じゃないと、いつまでも他人をあてにしてうまくいかない時には他人の
せいにする。
恋愛も同じ、人の心や行動なんて永遠じゃない。そんなことを考えているから
まだまだ、己の強い意志を持てないし、持とうとしない。

自分がバカであろうと、非力であろうと、それがオレだ、そういう自分全体に責任
をもって、堂々と押し出す。それがプライドだ。
他人に対して自分がどうであるか、つまり、他人は自分のことをどう見ているかなんて
ことを気にしていたら、絶対的な自分というものはなくなってしまう。
プライドがあれば、他人の前で自分をよく見せようという必要はないのに、他人の
前に出ると、自分をよく見せようと思ってしまうのは、その人間にコンプレックスが
あるからだ

ほんとうに生きるということは、いつも自分が未熟なんだという前提のもとに平気で
生きることだ。

人生全体が終わりのない冒険であるはずだ。

過去によって現在があるのではない。逆に現在があって、はじめて過去があるのだ。

「面白いね、実に。オレの人生は。だって道がないんだ」
眼の前にはいつも、なんにもない。ただ前に向かって身心をぶつけて挑む、
瞬間、瞬間があるだけ。

まもろうとしている。大事にするから、弱くなってしまうのだ。己自身と闘え。
自分自身を突き飛ばせばいいのだ。

ここまで。

ビート武さんとかがマネをしたり、CMの「芸術爆発だ!」で何か変なおじさんと印象が強いですが、
この人の『魂』の凄みを感じます。

「自分の中に毒を持て」

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