昨日は毎度お馴染みの月寒へ髪を切りに行ってきました。
順調に終わり地下鉄へ向かおうと思いましたが、
ふいに「あれ?そう言えば、
この辺に美味しそうな昔風ラーメンの店があったよな?」
と思い、180度反転して来た道を戻り何軒か探してみましたが、
記憶にあった店は見つからず、ここに通って15年間目にして
目にしてるだけで、一度も入った事のない地下鉄の近くの
ラーメン屋さんに入ることにしました。
「醤油下さい。」
「あいよ!」
あたくしの他にご年輩の方が1名、テレビに一番近いテーブルで
ラーメンを食べておりました。
テレビには「ファイターズ戦」が流れており、
あたくしの勘違いでなければ、札幌のラーメン屋のほとんどのおやじは
「ファイターズファン」で試合のある時は野球中継が入っていて、
それ以外は”タクシーの運転手”と、ファイターズ談義をしています。
そう、この日もマニュアルどおりに「ファイターズ戦」が流れており、
八回裏ファイターズの攻撃が終り九回表のソフトバンクの攻撃が終れば
ゲームセットです。
そこで、あたくし嫌な予感が・・・・・。
「待てよ?ファイターズが勝つのはいいけど、札幌ドームって東豊線だよな?
ここも東豊線。やばい!早くしないと人ごみで大変なことになる!!」
あたくし何が嫌いかといいますと、目の前でモタモタと歩いている人が
超イライラするんです。(かなり勝手だけど)
一度、むかし彼女と街を歩いていると目の前の女子高生が
ダラダラ歩いて、急いでいたので「つっ!どけよ!」と言ったら、
その勝手さが嫌だと言われて、そのまま彼女に振られたことがある位です。
で、そう考えると、「何で余裕ぶっこいて探しまわっていたんだろう?」とか、
「しょうがないから大通りまで歩いて帰ろうかな?」なんて本気で考えていたら、
そんな時に限って3人で攻撃が終ってしまいました。(粘れよ、ソフトバンク!)
次の瞬間、予想だにしない出来事が・・・・・、
「よ~し!勝った、勝った。」とおやじさん。
あたくし心の中で「いいから早く作れよ、おやじ!なんなら茹で上げはもういいぞ!」
と、喉元まで出かかったら、その機先(きせん)を制する様に、
「勝ったから、ライスを付けるから!」と信じられない言葉と笑顔が。(マジかよ)
「いや!大丈夫です。」
「いいから、遠慮しなくてもいいから!」
「いえ、本当に大丈夫ですので。」
「そう?じゃあ麺大盛りにする?」(オイッ!って、言うか早く出してよ!)
やっと出てきて、そこからあたくし鬼のようにラーメンをすすり、
お蔭さまで口の中の薄皮が5枚ほど剥けちゃいました。
ほんで、地下鉄にたどり着き構内を爆走して、やっとの思いで
ホームで地下鉄を待ち、目の前で扉が開いた瞬間に「ファイターズの帽子」を
被って立っていたお婆さんがあたくしを見て、後ずさりをしました。
(多分、あたくしそれだけ鬼気迫る目をしていたんだと思います)
まぁ、薄皮を5枚も剥いて、年甲斐も無く猛ダッシュしたので
いつもよりは混んでいましたが、ごった返すまでには至っていませんでした。
冷静に考えて見ると、そんなに神経質になることもないんですがね。。。。。
昨日、噂の「K太郎」が”さっぽろマラソン”に参加して、無事乾燥じゃなく
完走しました。前日まで「全然、練習していないお前は舐めきっている!
でも、出るんだったら”死ぬ気”で走って絶対に完走しろよ!しかも二時間以内。」
と言っていたので、一応、あたくしも二日酔いで貧血気味の体に鞭を
打って、見に行きました。ちょうど、知り合いの人がいて、その人の後なので
余裕で自販機で水なんぞを買っていたら、見事に見逃してしまいました。(笑)
(まぁ、こんなもんです)
で、後から電話すると”欽ちゃん”で働いているとのこと、
21キロ完走して、店で働いていると言うのだから、やっぱり”アホ”です。
「K太郎!どうだった?」
「はい、完走しました!二時間と二十数分でした。
師匠、ぼく分りました!もう、言い訳はしませんから!」(素晴らしい!はずですが)
皆さんは、ここで「おう!K太郎もやるな!」と思われるかも知れませんが、
一応、あたくし6年も一緒にいて、四半期に一度は聞いていますので
この、つぶらな目を細めて”冷静”に見ております・・・・・。
しかし、21キロ完走したのは偉い!そしてお疲れ様!
でも、勘違いして「今度は”ホノルル・マラソン”へ出ます!」なんて
ことは言い出さないように。。。。。
中川昭一さんが亡くなって”ショック”です。
ご冥福をお祈りいたします。