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自戒も含めて。

先日、知人の家に招待されて行きました。
その時に感じたことを書きます。

面白いもので、職場での部下との接し方を見ると
その人の家庭での立ち位置や子供の育て方が大体分かります。

知り合いの人は人当たりは決して悪くはないのですが、
どうもその下にいる部下がパッとしないし、育たない。

きっとその人自身が優しく(甘く?)、人に言うべきことを言わない
(言えない?)で、「わかったか、今度からしっかりやれよな」などと
物事を曖昧(あいまい)にしたり、面倒くさがられないように問題を
先送りして、しまいには「頼むぞ〜。」などと寝ぼけたことで誤魔化す。

性格なんだと思いますが、ほとんどの人はこのような当たり障りのなく、
一見して相手の立場や理解を示している風な”円満主義者”を
「良い人ですね」と言います。

あたくしサイドから見ると「寝ぼけてるの?」となりますが。

それは上に立つ立場の人は、時として人が嫌がることを
言わなければいけないし、全員が納得する答えを出すこと
も出来ません。

個人の立場、意見も一応尊重はするようにしますが、
ゴール(目的)が決まっているのであれば、そこへ向かうために
多少の考え方、意見ややり方の相違があっても、それらを束ねて
ゴールへ向かっていかなければいけないから。

だからこそ、上に立つ立場の人は個々の批判が多岐にわたらない
ように、その批判を一心に受ける覚悟を持って行動しなければ
ならないのです。

そうでなければ、どこかの政党のようにいつも内部でゴチャゴチャと
して、組織内で陰口や足のひ引っ張り合いになり、ゴールへ向かう
エネルギーが他のものへ分散して、何の成果も上がらないか、
恐ろしく遅い仕事になるから。

それゆえに、上に立つ人は時として批判を恐れないで決断をして
行くのです。よくアルバイト時代は同じアルバイトと飲みに
行ったりして、相談などをしていたのが、社員になったり
お店の責任者になると、急に周りとの距離が出来て
疎外感を味わいます。

ここで、二通りに分かれます。
1、その疎外感、孤独感に耐え切れなくなり、耳障りのよい
ことを言って、当たり障りのない上司になるか、部下と一緒になり
会社や上司の悪口や陰口といった”愚痴”をこぼすタイプ。

2、自分の与えられた目的(使命)を理解して、尚且つ批判や
それに伴う孤独を受け入れて信念を持ち突き進むタイプ。

1のような人の環境で育つ部下は、傍から見ると温かく緩やかな
海流でのんびりやってるように見えますが、カラフルな魚のように身に
しまりがありません。いざ大きな壁にぶち当たると腰砕けになる。

2の環境で育った部下はまるで北の冷たい海か玄界灘の激しい
海流で育った魚たちのように、身がしまって美味しいのです。(笑)

で、そのような人の家に行ったりして、学校やバイト先から
帰ってくる子供を見ると、まさしくその人が職場で接しているように、
ろくに挨拶もできない、躾もなっていない光景を目にします。

そのような光景に出くわすと「あ〜、この人は仕事のやり方
云々ではなく、単に人としてそのような持ち主なのか・・・・・」と。

「これじゃ、少なくともこの人が上なら下の人達は絶対に良くなんネーな」
とも。違う意味において一本筋が通っているのか?と。(笑)

「部下と子供は違う」と言う人もいますが、そんなのは当たり前です。
でもね、子供も部下も躾がなっていなかったり、笑われるようでも
いいのかな?と。

部下は仕事上でお客さんを相手にしますので、営業なんかで
取引先へ行ったり、来たりすることもあります。子供はいつかは
社会に出ます。いつまでも自分の手元にはいないし、そのような
環境は他人や仕事上では通じないですよね。(たまに見るけど)

家庭は商売でもないしあくまでも身内だけど、組織は商売です。
しかも他人同士が真剣に生きている社会です。

その人の家庭がどうなろうと知ったこっちゃありませし、そこまで首を
突っ込みもしませんが、ただ一つ「それはあなたの”ムーミン家族”だけに
しておいてね。」と。

子供も部下も大体は”自立”して、一人で事を成して
行くのですから、その為に親や上司が出来ることは何なのか?を
あたくし自身も改めて考えます。。。。。


こんなのはどうですか?

姉・弟
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