あたくしは今年４５歳になりました。
で、本日はその辺をちょっぴり考えたことを書きますね。
よく同世代で話をすると、「実感がないんだよな～」と言う人がいますが、
あたくしはしっかりと”実感”しています。
３０代後半から４０代の初めまでは確かに実感というものがなく、
テレビで３９歳が重大な犯罪を犯して顔写真（何故か老けている）
なんかが出ていると、「何だ？こいつ、いい年しやがって！」などと
言っては見たものの、冷静に考えるとその３９歳の老け顔の
犯人よりも自分自身の方が歳を取っていた。なんて洒落になって
いなくて落ち込むと言うか、何だか虚しい気持ちになったものです。。。。。
けれど年月と一緒で「一年はホント早いよな～」から、
「一年は早いもんだから」と受け入れるようになってから、
自分の年齢についても普通に受け入れられるようにもなりました。
そう思うと余計な”焦り”がなくなりましたが、かと言って
「人生はこんなもんだよな～」的な考えは全く無く、逆に
「これからもっと楽しい人生にしよう」と思うようになっています。
あたくしにとっての楽しい人生の必須条件は、
１、仕事
２、酒
３、恋愛
（順不同）
です。
”仕事”は本当に面白い。と言うか人生そのものですし、
”酒”も人生そのもので、失敗した事は数え切れないほどありますが、
その反対で酒のお陰で癒されたことも、眠れない夜を過ごすことも
できました。”恋愛”は人生というよりも反面教師見たいなものです。
この３つは時にはシンプルに、また時には複雑に上手い具合に繋がって
いる物で、振り返ると良い時も悪い時もワンセットのようなものでした。（笑）
後先考えない”仕事”から少し慎重になり、
明日のことを考えないでガブガブと毎日飲んでいた”酒”から、
次の日を考えたり、飲まない日もある”酒”になり、
自分勝手で相手の過去を知っていなければ気が済まなく、
それでいて知ってしまうとそれにこだわり上手く行かなかった”恋愛”から、
「お互い様、隠しておきたい事もある」的な”恋愛”になりました。
歳を取ることが信じられなく、できる事ならば”時間よ止まれ！”と
思っていた自分が、４５歳になってみると「いいもんじゃん」と思えるように
なっていました。（今は）
若人よ、
「歳を取ると言うことは案外と良いもんだよ。」と、調子に乗って
言ってみようかな？と。
で、「うるせぇー！くそじじー！！」って言われたら、
「泣かすぞ。本気で。」と答えます。
間違いなく・・・・・。
