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旨い酒=人がいい店。

皆さんあまりご存知ないかも知れませんが、あたくしはお酒が好きです。

「知ってるって?」
あっ、そうですか、それなら話は早いのです。

しかし、そんな酒好きのあたくしでもここ最近は平気で丸々3日は”休肝日”を
作る日もあります。

理由は単純に飲む気がしないことと、飲んでもあまり”旨い!”とは
感じない時もあるからです。

子供の時に酔ってお袋と喧嘩をしていたオヤジの姿を見て、何度もコタツの中で
「絶対に大人になっても酒なんか飲まない!」と呟(つぶや)いていましたが、
それから数年もしないでお酒を飲んでおりました・・・・・。

最近特に思うのは「お酒が旨い!」と思えるのは、単に真夏の暑い時期に
冷えたビールを”グイッ!”と飲むとき意外に、その”雰囲気”が
とても大事だとつくづく思うのです。

しかも年齢によって変わってくる。
若い時にはワイワイ・ガヤガヤと賑やかな雰囲気で、30歳前後は
食事と酒を楽しめる雰囲気で、そして40歳を過ぎてくると”酒場”で
テレビに話しかけながら(危ない?)とか、馴染みの店員さんと話す雰囲気でと。

そして何よりも「酒が旨い!」と思う店は”人がいい”と改めて思いました。

そう、この”人がいい”と言うのは当たり前で簡単そうですが、かなり難しい。

だって、その人はこの世に一人しかいないから。
いくらマニュアルを作ったり研修をしても、その人はできない。

一人しかいないから。

お店は深いです、内装やメニューが人を作るのではなく、最終的には
そこで働いている人たちが作るんですよね。

ちょっとした気づかいであったり、親切心であったり、一所懸命さであったり、
人徳であったり、人柄で合ったりと・・・・・。

酒で両親が喧嘩をしている時、これまた”のん兵衛”のおじさんが
「たっちも大人になったら分かるから」と言っていた記憶が残っています。

イスとカウンターとビールか焼酎があれば、他はいらない。
少しだけ、話せる人がいれば・・・・・。


追伸、今日の夢は”指揮者”になった夢でした。
ちなみに一昨日は”クワガタ”を素揚げにして食べている夢でした。

やっぱり”酒”は控えよう・・・・・。

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