「1時間3000円で、可愛い子がいますよ!」
普通なら無視。
けれど遅い時間(午後8時)から飲み初めで、テンションを
上げる為に焼酎の水割りにビールをチェイサー代わりに
しこたま飲んでしまっていた
あたくしとしては”無視”は出来ないのです。
「なに?何か用?」
「1時間3000円で、可愛い子が・・・・・」
「なに?一緒にラーメン食べに行くか?」
「えっ!?」
「何よ、嫌か!?」
「いえ、仕事中ですので・・・・・」
「いいって!ラーメン一緒に食べに行くぞ。いそのかづお」
「いそのかづおは自分も行ってますよ」
「じゃあ、行くぞ」
「いえ、仕事中ですので・・・・・」
「ダメだ、俺に声を掛けたんだから」
「いや、あのぉ・・・・・」
「まずはそのインカムとマイクを外せ」
と無理やりインカムとマイクを外しました。
今書いていても、なぜ?そのようなことを言ったのか?
そのような行為をしたのか?皆目不明です。
いそのかづおに入ろうとしたら満席で取り合えず店の外に
出ると、その呼び込みの上司と仲間が二人おりました。
「なんだ?お前たちは?」
「何の用ですか!?」
「お前たちが先に俺に用があったんだろ!?だから、ラーメンを
一緒に食べようとしてんだ、文句あんのか!?」
「仕事中ですので、それは出来ません」
「なら、俺に話しかけるな!俺を誰だと思ってんだ!
お前たちはどこの者だ!」
「どこの者でも・・・・・」
「だから、どこの者だ!どこの所属だ!?」
渋々「00です」
「そうか、いいか?お前たちをしょっぴこーと思えば何時でも
しょっぴれるんだぞ!分かったか!」
「・・・・・」
「ラーメン食べるか?」
「いりません」
一体、あたくしは何をしてんだろうか?
ススキノは酔っ払いに優しい土地で本当に感謝してます。。。。。