先日テレビを見ていて「スゲー先生だな~」と感心した人物がいました。
”神の手(ゴッドハンド)”呼ばれている、米国デューク更家でもなく
デューク東郷でもなく、デューク大学教授(全然違うじゃネーか)の
”福島孝徳”脳神経外科医です。他の病院でさじを投げられた
患者さんを治すのです!しかも、人間的でパワフルな方でした。
その”福島先生”が考える「名医・良医の条件」の記事を見ました。
ここから↓
私が考える名医・良医の条件は、
一に技術、二に知識、三に判断力なんです。
まず技術がなければダメで、
その技術を上手く采配する知識もなければダメ。
またその判断が正しいということ。
そして、いくら凄いお医者さんでも、ハートが悪かったら付き合えない。
私は患者さんと接する上では、常に愛情を持って、親切、誠実、
丁寧をモットーにやってきました。
アメリカ人は絶対に自分の携帯電話は教えません。
病院を出たら完全にプライベートで、患者さんにはタッチしない。
でも私も患者さんに渡す名刺には、24時間繋がる携帯番号が書いてある。
24時間患者さんのことを考える。
そこが欧米人と違うところかな。
ただこれは私がいまアメリカにいて非常に怒っていることなんですが、
最近の日本人は休み過ぎなんですよ。
私は朝から晩まで仕事で、1週間に8日働く男といわれていますが、
土日祝日絶対に休まない。
夏休み、クリスマス休暇は一切取らない。
ハロウィーンもサンクスギビングも絶対に休まない。
休むというのは罪悪なんです。
自分たちの大切な人生の時間をどれだけ無駄にしてるんだと。
私は全生涯を患者さんと脳外科のために尽くすと
決めた男なので、1日、1秒たりとも無駄にはできない。
かつての日本人は欧米で勤勉な人種と勇名を馳せたのに、
その欧米人から日本人は働き過ぎだといわれて
土日を完全休暇にしてしまった。
私の考えから言えば、あり得ないことですよ。
ヨーロッパ人は休むため、遊ぶために働いているから
そもそもの考えが違うんです。
私が三井記念病院にいた時も、24時間患者さんのために
働きなさいと皆に言ってきましたから。
1年365日あるうち土日を休んだら104日休みで、
その上、日本は国民の祝日が世界一多い。
ざっと数えてみたら15日もある。
土日と合わせれば年間約120日休みで、
1年のうち3分の1は遊んでいるんです。
アメリカにはナショナルホリデーは6日しかない。
つくりもつくったりだ。
かつての勤勉な日本人は一体どこへ行ったんだと言いたい。
大体、過労死なんてものはあり得ないんですよ。
私よりも働いて倒れたのなら過労死は認めます。
私は1日4、5時間の睡眠時間で、1週間8日働くわけですからね。
昔は月月火水木金金といわれましたが、
私の場合は月月火水木木金金(笑)。
大抵の場合は過労死ではなく、ストレス死なんです。(終)
ここまで来ると義務感でなく、責任感でもなく、使命感の域に達して
いるので、疲れなんか感じないし、嫌なことも全て前向きに受けて
いけるのでしょうね、きっと。
こんな先生に見てもらえたら、万が一失敗しても悔いはないなと。
この仕事感、人生観、覚悟は本当に目標になります。
因みにあたくしの手は”悪魔の手”と呼ばれていますけどね。。。。。