商売で最も大切なことは”儲ける”ことです。
究極は”利益”を出すことです。
でも、時として「人育て」とか「お客さんに喜んで欲しいので」と、思いと、ビジネスを
混同しがちになります。
人を育てるにも、お客さんを喜ばせるにも、ぶっちゃけ赤字の店では不可能です。
このように書くと「人が基本ですよ」とか「日本には”損して得取れ”という言葉が
あるのはご存知ですか?」と言う人がいますが、そのような言葉を鵜呑みにして
おかしくなった会社(店)を沢山見て来ました。
別に目先の利益を優先しようとも思わないし、人をモノのように扱えばいいんだ。
とも思っていません。
あたくしが言いたいのは、「きちんと集客のできる、利益の出る仕組みを
作っていないで”きれいごと”を言って逃げちゃいけないよね。」と言いたいのです。
あたくしもそのような経験があるので、いえ、今だってその辺を間違えてしまう
こともあるから十分すぎるほど分かるのです。(笑)
けれど、これも経験から言うのですが、儲かってない、もっと言うと
月末の業者さんや金融機関への支払いや従業員の給料を渡せるかどうか?
と言っている時に、とてもじゃないけど「損して得取れ」とか「ここは人の成長に
期待をして十分に教育をして行こう」なんて、”ミジンコ”ほども思えません。(笑)
会社や店をやるときに一番難しいのは「理想と儲け」をどこまでリンクできるか?
なんじゃないのかとあたくしは思うのです。
なので、あたくしは現在かなり迷っています。
今考えている業態の”理想と儲け”がどうも噛み合わないんですよね。
つーか、今日の”トップギア!!は思いっきり自分のことでした!!
貴重な時間を無駄にさせて「すんまそ~ん!」って感じで、”理想と儲け”が
しっくりと行くように迷い・悩みまくります。これ以上のギリギリ商売(生活も)は
ゴメンですからね。。。。。(笑)
追記 探検家は、調査をしてから、
やるかやらないかを決めるという方法は執りません。
やると決心してから調査をはじめます。やる決心をしての調査は、
いかにして失敗のリスクを減らすかに専心します。
─ 西堀 栄三郎夫 ─
(『石橋をたたけば渡れない』) 20世紀の名言より