いや~、怖いですね!
えっ!?何がって?
実はですね、インドネシアのスマトラ島で”スマトラトラ”(ちょっと言いにくいけど)
に追われた男性5人が木の上に逃げて4日ぶりに救出されたんです。
なんでも、レイヨウやシカを捕えるために仕掛けたワナに虎の子供が誤って
かかり死んだので、怒ったトラたちに襲われたとのこと。
最初は6人でしたが、1人が逃げる途中にトラに襲われて死んでしまい、
その他の人達は木の上に登って何とか助かりましたが、トラの怒りが収まらず
木の下でグルグルと徘徊していたそうです。
近くの村の人達も救助へ向いましたが、相手は数頭のトラなので容易には
近づくことができなく敢え無く撤退。で、警察や軍の救援隊が駆けつけましたが
やっぱり迂闊に近づく事が出来ず、しょうがないので地元の調教師を呼び
調教師がトラに近づき、まじないを唱えている間にトラがそのうち去って行った
とのこと。
4日間も木の上にいた人達はどんな気持ちだったのでしょうかね?
食べ物や水、はたまたおしっこやうんちにオナラは?などと考えてしまいます。
でも、1人じゃなくて良かったですよね。1人なら恐怖と孤独で1日が何日にも
感じたと思います。また、一応、住人が木の上でピンチだと知っていたので何時かは
救助が来ると希望があるのも助かりましたね。
ここで、皆さん疑問に思いませんでしたか?
警察や軍が来たのなら銃があるのでどうにかなっただろうと?
あたくしも思いました。
でも、”スマトラトラ”は現在300~500頭くらいしかいなく、インドネシアでは
絶滅を防ぐために保護をしているので、むやみに射殺や傷付けることは出来ないんです。
だから、調教師を呼び、しかも調教ではなく「”まじない”?」でトラを去らした
んですね。でも、トラって家族以外では群れていないので、きっと家族ですね。
”スマトラトラ”ってトラの中では確か一番小さい種類なんですよね。
それでもトラは”トラ”ですからね。
でも、木の上に逃げた人達もトラも犠牲が無くて良かったです。
こんな目で見られるんですよ↓