一年は1ヶ月が12回。
一ヶ月は1週間が約5週。
一週間は1日が7回。
一日は1時間は24・・・・・。
と、こうして時間軸を追い掛けて行くと1秒まで行きつきます。
起きてから寝るまでの時間に一体どれだけの事が出来るでしょうか。
「時間を無駄にしない」とか、
「今日一日を精一杯過ごすとか、
「悔いのない人生をおくる」と言ったとして、一体どれだけのことを
出来るのでしょうか?するのでしょうか。
人間いつかは死にます。
これは間違いない。
金持ちもそうじゃない人も、健康な人もそうじゃない人も、
好かれている人もそうじゃない人も、可愛い(格好いい)人も
そうじゃない人も、有名人もそうじゃない人も、確実に死にます。
それがいつなのかは分かりませんけど。
でも、確実に死にます。
もし、「あなたは0000年0月0日の0時に亡くなります」と
分かっていたらどうでしょうか?
それが3年以内ならば、そこから逆算して沢山やらなければ
ならないことが出て来て、1ヶ月どころか1日、1時間、1分でも
無駄にしたくないと思います。
けど、幸か不幸か人間は余程の人でない限り(病気の告知とか、
テロの自爆とか)、寿命は分からない。
だからなのか、先ほども言いましたが言葉では
「時間を無駄にしない」とか、
「今日一日を精一杯過ごすとか、
「悔いのない人生をおくる」と口では言って見ても、
「えっ!もうこんな時期!!」
「あ~、今年も残り2ヶ月とちょっとか・・・・・」と溜息をついている。
自分の寿命を知りたいのが半分、知りたくないのが半分。
もし、知って残りの寿命が5年を切っていたら何をするんだろう?
3年を切っていたら何をするんだろう?
1年を切っていたら・・・・・。
それでも夢を持つか?
何か目標を立ててそれを目指すか?
もしくは元々あった夢や目標に向かって突き進むか?
未婚者と既婚者では違うし、子供が居れば尚更違う。
そう考えながらこの”トップギア!!”を書いているのですが、
もし、あたくしが3年、1年以内ならば
「会社と店を一緒に働いて来た仲間達に渡す準備をする」
その上で夢とか目標ではなく、今までとさほど変わらない日々を
おくるような気がします。
いや、最初は黙っているとついつい寿命の事を考えてしまうので、
考えないように無理にでも忙しくすると思いますが、その内完全に
寿命を受け入れてから、今までとさほど変わらない日々をおくる。
が正確だと思います。
けれど、きっとその今までと変わらない日々の内容がもの凄く
集中しているし感性やら勘が冴えているような気もします。
だって、1日1日が遺言ですからね。(笑)
人間はそのように切迫感やゴールが見えてないと、中々自分自身を
追い込めない動物のようです。
でも、それが普通なんですよね。
あたくしのような怠惰な人間は特にそうです。
夏休みの宿題も残り二日ダッシュでしたから。(笑)
幸せに寿命を終えたいのです、何の心配事もなく。
でも、何も心配事が無くなると死ぬのが怖くなりそうだから、
前の日まで、悩んで、迷って、怒っていたいですね。
何時も通りに・・・・・。