先日、不思議と言うか奇妙な光景に出くわしました。
市電で終点の4プラ前まで行ったのですが、背がすらっとした
山鼻地区か伏見地区に住んでいそうな”おしゃれなブルジョワ奥様”
と4,5歳位の女の子が乗っていました。
で、あたくしは早く降りるために何時も前の方にいるのですが、
その”おしゃれブルジョワ女性”もいつの間にかあたくしのすぐ近くの
に来ました。
降りる時に「ここは紳士的にこの”おしゃれブルジョワ親子”に
先に降りてもらおう!」と思い、先に降りてもらうことにしました。
(下々の民はブルジョワに弱いですからね)
と、次の瞬間その”おしゃれブルジョワ女性”はいきなり1万円札を
出して「両替できますか?」と言うではないですか!
おいおい、市電では「両替はお早めに」とか「出来るだけ小銭を
ご用意して下さい」と言ってるではないか!?と。
しかも、寄りによって降り際に1万円札って・・・・・。
あたくし思いましたよ、
「こんなんだったら先に降りれば良かった」と。
しかも、一応先に降りるのを譲ったのにスル―だし。
運転手さん、「1千円札とかないですか?」と、多少困惑気味。
(だよね)
「ありません」と、”おしゃれブルジョワ女性”から、ここからは
”おしゃれブルジョワ非常識女性”に変わりますが、その一言。
すると運転手さんにわかに信じがたい言葉を投げかけました。
「では、帰りに乗った時か次回乗った時に今回の分と一緒に払って
下さい。」と。
ぬぬぬ!?
いいのか・・・・・?
帰りに乗るとも限らないし、例え乗ったとしても今回の分も払うとは
限らないじゃないですか。これって郊外へ行ったら野菜を台に
乗っけておいて、その後ろにある木箱に「ここへお金を入れて下さい」
と、外国では考えられない善意100%の行動と同じじゃないですか!
(下々の民と同じで、ブルジョワには労働者階級も弱いんです)
つーか、1万円で支払う気ならば”おしゃれブルジョワ非常識”なのだから
最初からタクシーで行けばいいじゃん!
確かに山鼻、伏見地区からタクシーで乗ったら昼までも2850円位は
するけど、何のためにブルジョワ地区に住んでんだ!と言いたい。
セコイあたくしならば、市電の路線際をタクシーで2000円ほどまで乗って、
一旦両替をして、その2000円近辺の市電の停留所から大人170円、
子供90円で行きますよ。
計算すると2850円-2260円=590円の差額ですからね。
(って言うか、コンビニでガムでも買えばいいのか)
でもさぁ、市電に乗ってから「あらやだ!1万円札しかないわ。いやね~
ブルジョワって。(微笑)」となったとしても、いちばん最後に降りれよ!
と思います。(それが由緒正しき”ブルジョワ”のあるべき姿だろ!)
あたくし、サバゲーの反省会をしに”欽ちゃん本店”へ行く道すがら
「これは確信犯なんじゃネーのか!?」とその事ばかり考えておりました。
もし、確信犯ならあの人は”似非ブルジョワ”です。
しかも、子供の教育に悪い!
つーか、あたくしもう一つ考えておりました。
「この手、使えるかも?」と。(コラッ!)
今日の格言
「一つの不幸にとらわれて、
すべてのものを、不幸な眼で見ようとするのはいけない。」
黒岩 重吾