「若者の店選び変化」と言う記事が。
サブタイトルとしては「居酒屋はもう限界か」と。
ど真ん中で商売をやっている身としては他人事ではありません。
なので、早々に記事の内容を見ました。
以前にも書きましたが、現代の若者を”さとり世代”と呼ぶそうで、
その特徴として「消費しない、上昇志向がない、恋愛に淡白」とそんな
消極的な性格を、さとりをひらいた僧に喩（たと）えた表現なんだそうです。
この世代はバブル経済が崩壊し、成長期には不景気しか知らずに
育ったために消費には慎重とのこと。
また、学校では悪評高い「ゆとり教育」が行われ個性の尊厳が謳（うた）われる
一方で、競争を煽られることは減り、徒競争では、順位がつかないように、
ゴールの手前で後続を待ち、手を繋いで一緒にテープを切るという”うんこ”
みたいなことになっておりました。
中学生ころから（今では小学生か）携帯を持ち（あんしんだフォンじゃなく）、
ネットいじめを経験していて、空気を読むことに気を使い過ぎているとか。
目立つ行動をして「イタイ」と呼ばれるのが最も怖いんだとも。
ネットで簡単に情報が手に入るために、無駄に思えることやリスクを
伴う行動をしないし、「現状満足、現状維持、無駄な努力拒否」が
”さとり世代”とのこと。
「とりあえずビール」は通用しないとも。あたくしなんかは早く飲みたいし、
最初は面倒なので「とりあえずビール！」と言うのですが、そうなると「どうして
他人の飲み物を勝手に決めちゃうんですか？」となるとのこと。（張り倒すぞ！）
さすがにお酒の飲めない人には飲ませませんが（もったいないので）、真夏の
ビアガーデンとかで、そのような事を言われると一気に冷めてしまいます。（笑）
いち早く乾杯しようと、率先して動くのは意識の高い＝イタイ人となり、時間が
掛かってもそれぞれの飲み物を注文するのが、かれらのやり方なのだと。これが、
若者の酒離れの一因にもなっていると。（ちっ！オーダー受ける方も作る方も
迷惑千万です！！笑）
それと、若者はビールを飲まなくなっていると。
「苦い」と言うのがその理由です。でも、あたくしも最初は大人ぶってビールを
口にした時に「こんな苦いのか！！」と半ば大人になるのを拒もうと思いましたが、
「なれ」なのか、大人体質なのか？「旨い！！」に変わってくるんですよね。
でも、そこまでに行かない内に「カシスオレンジ！」とか「甘いの！」ですからね。
しかも、大学のサークルなども居酒屋ではなくカフェが増えているすよね。
まぁ、とにかく”さとり世代”にとっては「居酒屋で酒を飲む」という飲酒の習慣が
ないので、縁遠い場所になって来ているのは間違いなようです。
ん～、こうなると酒を飲む若者を呼べるように工夫をするのか？
昭和の元気な大人達に期待を寄せて、あと１５年、２０年バシャバシャ
飲んでもらうのか？
つーか、あたくしの周りの女子どもは（これも昭和世代）、「かなり飲む！」
そうだ！この酒豪たちに期待をしよう！！！（笑）
PS、昨日はありがとう！！
でも、やっぱり”さとり世代”って生意気だよね。。。。。
