はい、いよいよ今日で”満福や北口店の山内”の丸か加藤商店が
出勤及び営業の最後になりました。
まだ、実感はないのでイマイチピンときません。
きっと周りも、また本人もそうなんじゃないでしょうか?
2005年12月1日に”なのはなキッチン”として、北8西4で開店してから
8年と8ヶ月ですか。何だか末広がりで縁起が良いですね。(笑)
山内は翌年の夏少し前に丸かに入りました。
ホールとして入る人はいますが、調理経験者としてしかも当時はまだ
20代後半だったので、そんな若い人間が入るのは稀でとても新鮮でした。
それから店長になり、他店を見るのも勉強と言うことで”鈴木徳太郎商店”、
”てまひま”と経験して、2010年5月に戻りました。
戻るにあたって”なのはなキッチン”から”満福や北口店”へと変わりました。
(山内の要望です)
早いですね~、修行の旅から元の店に帰ってもう4年ですからね。
そして、今度は独立と。
まぁ、丸かに約8年も居たのでエピソードも語りたいことも尽くせません。
山内が独立するにあたって丸か以外の人の反応は賛否両論です。
色々な意味で「大丈夫?」と言う人や「良かったですね」と、何が良かった
のか分かりませんが一応祝福してくれる人と。(笑)
まぁ、山内は一年半から二年に一度は「独立を・・・・・」と言っていましたし。(笑)
大体パターンとしては「業績の悪化とスタッフとのコミュニケーション、又は人が
辞めた」となり、メンタル的に落ち込んでいる時にそのようなことを言いだすので
「そろそろかな」と思う頃には案の定「お話が」となります。(笑)
でも、それだけ悩むと言うことは逆にいうと真面目にやっていたと言うことです。
そう、山内は自分にも厳しい分、他人にも厳しい。それゆえに色々と考え
過ぎてしまうんですね。それで、一杯一杯になっちゃうんです。
大なり小なり、遅かれ早かれ、店長経験者は全員同じような経験を
二度三度としています。口に出す分お互いに話し合いが出来るので、
そっちの方が対応が出来るんです、素直なやつなんです。
逆に口に出さないで一人で悶々と考えている人間がいつか限界を迎えて
浪漫飛行になっちゃうんですね。(飛んじゃうんです)
山の場合は何時もちゃんと話し合い、自身の至らなかった所を素直に
認めてまた頑張ってくれていました。
今回はあたくし自身「そろそろ今期一杯かな・・・・・」と思っていた所で、
中川経由で話をもらい「よし!山が成長するチャンスだな!」と思いOK!
しました。
前の時にはまだまだ人への対応や店長としての考え方、運営のノウハウが
心もとない状態だったので反対しました。ただ、求められることに対して
100%なんてないし、山も厳しい?丸かで8年(店長で7年)も第一線で
頑張って来た人なので今後の活躍に最大限の期待を込めて。(笑)
ただこれだけは言っておきます。
この商売をする人、特に料理人に多いのですか「独立」というのが頭に
あると思います。あたくしは「独立」は何時でも出来ますが、一番は「独立」が
目標ではなく「成功」だろ?と。
そう、自分でやると言うことは自分で考え、自分で行動を起こし、そして結果は
良かろうが悪かろうが全て自分の責任と言うことなのです。しかも、事業をやって
いる内は永遠に。
「自分でやれば好きな事が出来る」「周りからもやれと言われている」「自分で
やればもっと給料があるはずだ」と思うのは自由です。そう、楽ですから自分で
動かないで人を使うって。(笑)
であるならば、この世の中どうして全員「社長=経営者」ではないのでしょうかね。(笑)
会社を興して10年後に残っているのはおよそ10%だそうです。
奇跡的に丸かは今のところ残っていますが、これからは本当にわかりません。(マジ)
なので、山には甘いはなむけの言葉は贈りません。
「やま、今まで本当にありがとう!これからが人生をかけた本番だぞ。
丸か出身者は強い!から。」
じゃあ、これからは山のおごりで相談を受けることにするから。。。。。
いや、俺が相談するかもしれないか。。。。。