あたくし初店長の時に引き継ぎで、その前の店長と少し一緒に働いた
ことがありまして、その時に言われた言葉が「加藤くん、この商売は半年も
やれば大体みんな同じように出来るんだよね。あとは半歩先を考えて行動に
移すか移さないかなんだよね」と言われたことを今でも大切にしています。
その前店長は元々あたくしが友人たちと一緒に行っていたカラオケ・パブ
で働いていて、「良い人だな~」と思って接していました。もちろん、接客も
上手い人で男女問わずに楽しませていたし、若いスタッフを統率して店を
盛り上げていました。
今から考えると、あそこの店があたくしの原点だったのかも知れません。
また、その後”タスコ”もそうですがススキノのカラオケ・パブの走りも、あの店
が火付け役的な存在だったんだと思います。
その内にあたくしもこの仕事をやるようになって、まったく意味は無く
「一緒にやらないかい?」と声を掛けたらあたくしの働いている会社に
来ました。(結果的に引き抜きみたいになっちゃいましたけど)
まぁ、でも「半歩先(半歩先を読む・考える)」ってどこの世界でも同じことですよね。
また、「相手の意図を汲む」と言うのも非常に重要です。
電話などでお客さんと予約や宴会プランの話しをしていて、お客さんとしては
「このような集まりでこの位の予算でこうして欲しいんだけど」と言える人と
どこまで言って良いのか分からない人がいますので、そのような時にスタッフが
お客さんの意図を汲んで「何か要望や聞きたいことがあれば遠慮なく言って
下さいね」と一言付け加えるだけでも違いますよね。
あと、なんて言うか・・・・・。
「あのさぁ、最近00が怒られてばかりいるみたいだから話しを聞いて
フォローしてくれないか」と、ある人に頼むとします。この場合、頼んだ方は
「相手の話しを聞いて、なぜ?怒られているのか?こうしたらどうだろうか?
最終的には、またやる気になるように励ましてな!」という意図で頼むのですが。
「話したんですけど・・・・・、結構、本人落ち込んでいるみたいで”辞めたい”って
言ってるんでよね・・・・・」 「・・・・・!?!?!?」
「おい、おい、なんじゃそりゃあ!!何時そんな話しになったんだ!?
普通に励まして、またやる気にさせてくれればよかったのに!!」
「はい・・・・・。僕もじっくり話を聞いて・・・・・」
話し込み過ぎなんだって!!
この場合、話しを聞くふりをして単に愚痴や弱気の言葉を聞き過ぎて、
相手の自信を更に付き落してしまっているんですよね。
違う、違う!ゴールはやる気させる!!だっつーの!!
そこから話しを組み立てないで、”話しを聞いている良い人俺”になるから
負のオーラになって、そんなこと思ってもいなかったのに刺激を受けて
目覚めさせるんだよ、このバカチンがー!!!
結果、
半歩先も意図も汲めない愚か者に頼んだ自分に頭に来ることになります。(笑)
では、最後にもう一度。
レッスン1「半歩先を考えて行動に移す」
レッスン2「相手の意図を汲みとる」
はい、これであなたも素敵な上司になりましたね!!
また、来週ー!!(明日もあった)
追記 充実したな~・・・・・。