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身体で覚える、覚えさせる。

今日のテーマで”身体で覚える、覚えさせる”とありますが、何も暴力を
使えと言う意味ではないので勘違いしないで下さいね。
あたくしが言うと、誤解させそうなので一応言っておきます。(笑)

話によると、
(1)自分で体験したことで覚えていることは90%。(2)見たことで覚
えていることは60%。(3)読んだことで覚えていることは30%。(4)
聞いたことで覚えていることは10%なのだそうです。

だから、店長会議で言っても店へ行くと「?????」なんですね。(笑)
やはり聞くだけでは言葉として耳から入りますが、脳に伝わっていなく
心に落ちていないから理解できていないのでしょうね。

最近は”中川”と毎日報告書で確認をしています。
あたくしが思うことや検討事項などを書き、それに対して”中川”の考えや
進捗状況と対応を返信する仕組みを作ったのですが、それが中々良いんですね。

今迄は「あれ、どうなった?」と、何件か指示している内にあたくし自身も
忘れていることもあるし、”中川”も結構な勢いで忘れていたり後回しになって
いつの間にかお蔵入り。なんて言うこともありました。

でも、この報告の仕組みを導入してからは報告・連絡や仕事の進め方が
スムーズに行くことが多くなりました。

でも、それだけではダメなんですね。
要はメールベースで出来ていても実際に行動に移さないと。
その点に関しても珍しく”中川”クオリティが上がって来ています。(笑)

現場のスタッフ育成もそうですが、「見せる、やらせる、振り返り、そしてまたやらせる」
この一連の流れを行うことで成長度合いが全く違います。

マニュアルと言うのが無い店ほどこの流れは必要です。
人は勝手には覚えられませんし、覚えたとしてもかなり時間が掛かります。

本当に「部下を大事にしたい」とか「成長させたい」と思うのなら、
「見せる、やらせる、振り返り、そしてまたやらせる」が非常に重要になって来ます。

人間は一度や二度言ったくらいじゃ覚えないのが普通です。
中には優秀な人がいますが、それは稀でそのこに合わすとハードルが高くなり
大分部の人は付いて来れない。

初めて見るモノや聞く言葉(略語や専門用語)を覚えさせるからと言って、
1時間もダラダラと説明しても最初の10分で脳が疲れてしまいます。(笑)

言葉と一緒にモノを見せたり、触らせたりさせて、自分自身でメモを取らせて
「見せる、やらせる、振り返り、そしてまたやらせる」が一番本人も教える側にも
覚えやすいし、分かりやすい。

たまには良いこと言うよな、俺。

追記 初めての人に、無謀にもいきなり実戦投入も間違いですけどね。

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