この仕事をしていて、一番ストレスが溜まるのは業績が悪い訳事ではなく、
人のことなんですね。
人が辞めて行くのもそうですし、思うように教えられない、伸びないなど・・・・・。
だからあたくしは真剣になります、ずっと。
「そんなに怒らなくても」 「厳しすぎるんじゃないの」
分かってるさ。
けど、そのように言う人はどこから見ているんですか?
どこの場所から言っているんですか?と。
そう、確かに厳しいよね、怒り過ぎです。
すまん、本当に真剣なだけで、悪気はなく感情的になってしまう。
どうしてか?
可能性なんだよね、可能性。
あたくしのような者でも”可能性”に目覚めたから、この仕事で。
あたくしのような者でも”必要”とされたんです。
そして、沢山の輝いている姿を見て来たんです。
最初の頃はおどおどとして、その辺にいそうな子が半年もしたら輝いて、信頼されて、
周りから必要とされ自信に満ちた姿を何人も何度も見て来ました。
そんな姿を、ただ見たいだけなんだよね。
それは、この27年間変わらない、1ミリも。
一番厄介で、一番うれしいのが『人』と関わること。
怒らないでそうさせれば一番良い。
優しく包み込むように出来ればそれに越したこともない。
いや、そっちの方が本当は良いに決まっている。
本当は。
しかし、あたくしは思う。
人間は時には厳しさも必要だと。
それが自分を鍛えるバネにもなるのだとね
悔しくて泣く時もあり、出来ないのが情けなく、申し訳なく泣く時もあり。
仕事を通して様ざま事を教わり、覚える。
そのような経験を通して、その辺の何処にでもいる子が、自信に満ちた溢れた輝く姿になって貰いたいんだ。
それを見たくて続けて来れたんだよな。。。。。