上司や周りの人から信頼される人はどのような人か?と言うと、
もの凄く目立って何かをやっている人ではなく、『当たり前のことを当たり前に
やっている』人なんですよね。
でも、この『当たり前』が人によって違うから色々と問題が起きるんですけどね。
育った環境やその人個人の価値観にもよりますから。
がしかし、仕事でにおいてはこの『当たり前』を決めなければいけない場面が
多々あります。そうしないとお客さんにも一緒に働く仲間にも会社にも迷惑が
掛かりますし、大きくなれば信用・信頼問題や業績にも直結するからです。
なので”ルール化”や”あるべき姿”を作り意思や行動を統一するのです。
まぁ、完璧ということはないですけどね。
けれども、ある一定の基準があるのと無いのとでは雲泥の差がでるので
やっぱりあった方がよく、それらを守らせた方が良い。
で、最初の話に戻るのですが、ここで信頼される人と言うのはこのように
「ルール化やあるべき姿」が決まれば、やり通す・やり抜く人です。
もちろん、人間なのでうっかりミスや忘れることや調子の悪いこともありますが、
要は「お前は、守る意思がるのか?ないのか?」そして、「それを単に自分だけが
守ればよいのではなく、しっかりと部下にも浸透させて店で反映されているのか?」
と言うことなのです。
しかも、”絵に描いた餅”ではなく、「それを自分のモノ(意思・意志)として臨んで
いるのか?」と言うこと。それを行うには『覚悟』を持ってその『覚悟』を見せつけ
なければいけません。誰に見せつけるのか?と言えば、まずは部下にです。
部下はその人の『覚悟』が本物だとわかったら自分も覚悟をもって臨みます。
少々厳しくて叱られても付いて来る。
そして、それがお客さんに伝わるのです。そう、その『覚悟』がお客さんに伝わるから
お店に沢山のお客さんで賑わいもするのです。それが中途半端だとお客さんも
様々な経験をしているので直ぐに見破られます。もう、店には来ない訳ではないですが
確実に足は遠のきます。特に行く理由がなくなるから。
では、何を『覚悟』するのか?と言えば、「人から期待されたこと」と「自分自身に
誓ったことです」です。先ほども言いましたがそれはもの凄い事じゃなくてもいい。
例えば「今日来たお客さんと必ず一言は話す」でも「スタッフにはお互いに目を見て
元気に挨拶をする」というものでも構わない。
自分自身の弱さや嫌いな部分(だらしない所とか)を跳ね除けようとする『覚悟』です。
一旦決まれば何時行っても何をしていてもそれらを必ず遂行する、または遂行
しようと努力している姿なんです。それを「今日は人が居ないから」「今日はお客さんも
少なくて・・・・・」などと、馬鹿なことを言わないようにすること。
何を決めて、その何かを頑(かたく)ななまでに守る、行動に移す。
このような普通のことをとことんやる、やり抜くことで信頼・信用される。
で、一番はその『覚悟』を自分自身で演じ切ることです。
その『覚悟』を通す格好良さを本人が自覚しなければならないのです。
言われたことでも、一旦自分で引き受けたならば、引き受けた瞬間から相手は
「そうか!やるんだな!!」と期待をしてしまいますし、本人も引き受けた瞬間から
「期待に応えよう!」また、「やり通して信頼・信用されよう!」と自分に期待を
することです。
キザなことではなく、
そんな”格好良い”生き方をしてもらいたいと思うのです。。。。。