不思議なんですが、お店って適正人員があり、例えば、キッチン二人、
ホール二人、ドリンク兼洗い場一人の計5人がある店の適正人員だとすると
何かの都合で4人になっても仕事のスピードもクオリティもさほど変わらない
時があります。もっと、言うと3人でも大丈夫な時もあります、同じ状況なのに。
そこで思うのは、先入観と言うのか?「この店は5人居なければいけない」と
勝手にそれぞれが思っているだけで、違う人が見たら「4人で充分じゃん」
となったりします。
で、「なんで5人必要なの?」と聞くと、「今までそうだったから」とか「入った時から
そうでした」と言う答えなんですね。つまり、単に5人体制を習慣化しているだけで、
それが全てなんですね。これは、別に人員削減の話ではなく「常に問題意識」持って
仕事をしているのかい?と言う話です。
また、これも面白いんですが、店をオープンする時に何かとキッチンの人は
調理場を広く取りたがります。逆にホールは少しでも沢山のお客さんを
入れたいので1席でも多く席数を確保しようとする。(笑)
一度、キッチンに「調理場、どのくらい欲しい?」と言って、図面を渡すと
なんと驚くなかれ店の三分の二が調理場となっておりました!!(笑)
確かに狭くてギュウギュウも困りますが、商売なので「お客さんを沢山入れて何ぼ」的な
所も多分にあるし、また、キッチンが広ければ広いほど器材や馬鹿でかい収納庫などが
増えて、何よりも広さに合わせて無駄に人員を働かせることになるんですよね。
ここでも、視野が自分たちの仕事ばかりに目が行き「問題意識」が欠如しています。
なので、あたくしは極力キッチンスペースをコンパクトにして少ない人員で
効率良く回せる様に作るんです。(かなり、不満なようですが)
まぁ、このようなちょっとの問題意識で店の業績も働く人の質にも差が出るんですよね・・・・・。
追記 あっ、お金もそうですよね。あればあるだけ使い、なきゃ使わない(使えない)。
たまに、無いのに人から借りてまで使う正也(これで個人名はダメ?)も居ますけどね。。。。。
SMAP、解散しなくて良かったですね。今回の東京出張はくれぐれもあたくしは裏で
動いた訳じゃないので変に勘ぐらないで下さいよ。(知っとるわい!!)