「人に対して正しく賢明な助言をすることは出来る。
しかし、自分が正しく賢明に振る舞うことはむずかしい。」
と言ったのは、ノーベル物理学者のアインシュタイン博士です。
アインシュタイン博士と言えば、特殊相対性理論と一般相対性理論
が有名で、他にも数々の理論の解明などでノーベル物理学賞を受賞
しました。まぁ、日本では小難しいことよりも「原爆を作ったおっさん」と
言えば分りやすいんじゃないでしょうかね。
でも、後に広島へ原爆が投下されたことを知り衝撃を受けたそうです。
自分の理論がこんな恐ろしい大量殺りく兵器に使われたことが余程ショックだったのか、
その後「核の廃絶」「戦争の根絶」「科学技術の平和利用」といったことを訴えておりました。
よく子供の頃に頭の良い友達やテストで良い点数の人を
「IQたけぇー!アインシュタインだ!!」などと言ったもんです。(単純すぎ)
あっ、本題の
「人に対して正しく賢明な助言をすることは出来る。
しかし、自分が正しく賢明に振る舞うことはむずかしい。」
言葉なんですが、あたくしはこの言葉を読んで「まさに、俺!」と思い
「やっぱり、IQの高い人は何をやっても凄いんだな~」と思いましたよ。
そうなんですよね、人に対しては客観的に見れるけど、こと自分自身に
対しては「言ってることとやってることがちげーじゃネーか!!」ってね。
大いに反省させられる言葉でした・・・・・。
大丈夫か?
大丈夫そうだね。どことなく”西やん”ぽいような。。。。。
追記 あたくしにとっては科学も化学も理科も何となく延長線上にある
んですよね。(その昔、なぜか?札幌と東京は兄弟と思ってたくらいですから)
小学生の頃は理科が好きでした。で、ある時、前夜にテレビで見た漫画で
「大地震が起きた時にくぼみが出来て、そこに雨で水が入り湖になった」
と言うような話をしていたのですが、それを理科の時間に先生に言ったら
「おおー!このような発言がノーベル賞を取るんだ!」と言われた時に
周りの皆も「おー!」となり、嬉しすぎてさすがに「昨日、テレビの漫画で
見ました」とは言えませんでした。(笑)
また、それに調子づいたあたくしは「先生、日本の裏側ってどうなっている
んですか?」と質問をすると、その先生は「ニヤッ」と笑って「面白いこと
言うな~」と言っていました。単純にあたくしは海底と大地が繋がっている
のが分らないで、「大地と海の間はどうなっているのかな?」と、今から
思うと本当にバカなガキでした。(笑)
昨日、久しぶりに先生の顔を見ました”遺影”ですけど。
昭和9年生まれで享年83歳ということは、40年前なので43歳だった
んですね。いつも、理科の先生らしく白衣を着て”鉄川先生”と言うだけ
あって子供心に、鉄=強いと言うイメージがあり怖そうだなと思いましたが
顔は怖そうでしたが、とってもユーモアがあって優しかったです。
始業式の日に新しい先生が壇上で挨拶する時に”鉄川先生”の名前が
読み上げられると、生徒たちから一斉に「おー!」とどよめきが起こった
ことを今でも忘れません。
先生、優しそうないい顔でした。そう遠くない日に、また勉強を教えて下さいね!
謹んでご冥福をお祈りいたします。