先日、事務所の近くの建物から出ようとして自動ドアに立っていたら、
少しだけ先で信号を急いで渡ろうとして走りかけたおばあさんが転んでしまいました。
急に視界から消えたんで一瞬「?」と思いましたが、直ぐ脇を通った男性が一瞬見て
何事もなかったように通り過ぎていたのですが、あたくしはその自動ドアが開いても
外には出ないでそのおばあさんが1人で立ち上がるまで待っていました。
で、よろけながら立ち上がり掛けた時に外に出ました。
そのおばあさんは脱げた靴を履いておりました。
あたくし、なぜか周りを見ました。
後ろから男性が歩いて来たのを確認しました。
あたくしはそのおばあさんが転んだのを気づかないふりでゆっくりとした
歩幅で歩いていましたが、後ろから来た男性はそのおばあさんに「大丈夫でしたか?」
と通りすがりながらも声を掛けていました。
おばあさん「大丈夫です」
その男性「転んだので」
おばあさん「ありがとうございます」
あたくし、もの凄く見てみないふりをした自分自身が恥ずかしくて嫌になりました。
だから、周りをうかがったんだと思います、誰か見ていないかと。
なので、先に間近でおばあさんが転ぶのを見て素通りした男性と同じです。
関わり合うのが億劫(おっくう)なのと、声を掛けるのが恥ずかしいと言うか、
直ぐに声を掛けれなかった自分自身に既に負い目を感じていたと言うか、
それよりも何よりも、そのおばあさんが勝手に何となく変な人に思ったので、
声を掛けなかった自分が許せなかった。
声を掛けた男性は素敵でしたね。
きっと、あたくしは酔っている時や女性と一緒なら良い所を見せようと思い
声を掛けていたんだと自分でもわかるのが、これまた恥ずかしいです。
今さらながら、今度からは何時でも「一言」掛けられる人になりたいと思います。
本当に今さらですけど。。。。。