人間、苦労した人間ほど人の痛みが分るので人へ対しての
気づかいが出来ると言うのを聞きますよね。
まぁ、中には人に裏切られ続けて信用できなくなり、素直に
肯定的に慣れない人もいますけど。
けれども、人間形成においては人格や性格が歪まない程度に苦労した方が良いと
思います。諺でも「若い時の苦労は買ってでもしろ。」とありますから。
実は、あたくし一度若い時に苦労と言うか辛い時に思ったのが「よく、
若い時の苦労は買ってでもしろとか言ってるけど、そんなことを言うヤツは
本当に苦労をしたことないヤツだよ!本当に苦労や辛い思いをしたら、
絶対に二度とこんな思いをしたいなんて思わないし、出来ることなら
苦労なんかしない方が良いに決まってるよ!!」と、かなりやさぐれた時もありました。
けど、今は「あの時もあったから今があるんだよな。」と素直に思います。(笑)
あと、これも非常にデリカシーの部分になりますが、「人間は失敗から
本当に学ぶものがある」と言うのも、あたくしは「あんた、よくそんな無責任
なことを言えるよな!」と、実はつい数年前まで本気で思っていましたね。(笑)
けれど、これもまた真理をついている諺だと思います。
もちろん、成功事例からも多くを学びますが、失敗はかなりナイーブに
なります。地位も名誉もお金も大切な人も失う事もありますから。
まぁ、そこまでスッカラピンにならなくとも、肉体的にも精神的にも相当な
負荷が掛かります。
で、そのような時に本当に頼りになる人や、何をしてくれたら嬉しいとか、助かる
と言うのも分るんですね。「人の情けが分かる」ってやつですね。
なので、同じような人を見ると何が出来るか?を考えられます。
もちろん、出来ることと出来ない事もありますけど・・・・・。
けど、前にも書いていると思いますが「失敗したことが悪いのではなく、
その後にどのような行動に移すかが一番重要」と言う言葉に出会って、
単細胞を絵に描いたようなあたくしとしては「そうだよな!!」と、それから
「いや、これはまだ失敗じゃない。ここで何もしなければ本当の失敗になる!」と、
自分を持ち上げています。(笑)