今回の大牟田の「炭鉱ホルモン みっちゃん」視察及び他店舗視察では、
アテンドして頂いた”諸藤さん”が「破産するんじゃないのか?」と言うくらい
全てご馳走になってしまいました。(感謝)
最大の目的は人生を掛けてこの「炭鉱ホルモン みっちゃん」に再起を
掛けて挑み、”欽ちゃん本店”で三ヶ月半の修行を積んだ後オープンした
お店がどうなっているのか?を確認するためが一番の目的でした。
結果、一回り余裕と貫禄が出て安心しました。お店や商品も良い状態で
したね。(ギリですけど)
(左・頭も顔も艶々だった木原さん、右・昭和食堂の店長の有馬君)
大牟田市は元は炭鉱で栄えた場所で、あたくしの地元芦別も同じ炭鉱で栄華を
極め、がしかし、今でも見る影もないほどに衰退の道を日々邁進している
ことでも共通し、しかも大本が三井炭鉱とのことで今回のプロジェクトに至った
経緯です。大牟田は世界遺産に登録されましたが、これまた良くあることですが
行政の怠慢とでも言うのでしょうか?地元の人でさえあまり興味がないので
当然観光にも力が入っていない状況です。
そのような状況を憂(うれ)いた”諸藤さん”が「どうにかしたい!!」と言う思いで
大牟田の活性化のために孤軍奮闘している次第です。今回も大牟田市を
車で走りましたが、特に繁華街や街の中心部はシャッター街が目立ち、
よそ者のあたくしでも淋しい光景でした。
寂れた裏町を歩く”チンピラ”じゃなく”優”でした!(笑)
がしかし、諦めないで頑張っている人が居る限り一つずつ、一歩ずつ解決し
前に進んで行くしかないんですね。「炭鉱ホルモン みっちゃん」をのれん分け
するにあたり、その思いが「よし!やりましょう!!」とあたくしが決断した理由
でもあります。
で、今回は一緒に同行した九州初の”優”とサプライズで参加した”圭祐”と
色々な店、またそこで働く様々な背景の人達と出会えたのも楽しいだけではなく
「一人一人、全て人生を生き抜いているんだな~」と改めて感慨深く思いました。
福岡空港でのサプライズシーン!(笑)
(右から、諸藤さん・優・圭祐・木原さん・あたくし)
10円焼鳥「元禄」の三代目は昨年お父さんがガンで亡くなり、21歳でお店を
継いでお母さんと2人で頑張っていましたし、「昭和食堂」の店長も今後の
会社の店舗展開へ向けて意気盛んでした。博多の居酒屋の大将は”五島列島”
の出身で郷里の食材をメニューに入れて繁盛させておりました。
札幌、東京、大牟田、博多と働いている場所は違いますが、それぞれが
それぞれの場所・店で一所懸命に生きていることが素晴らしい!と。
そんな思いを感じた出張でした。
楽しみ過ぎている”優”。
追記 先週は東京・山梨、今週は大牟田・博多と体力的には少しキツイですが、
改めて「人の働く姿や行く抜くエネルギー」の素晴らしさを実感しました。
昨今、AIとか言う人工知能は益々発達し飲食店でどのような形になるかは
分りませんが、人で不足やそれに伴う人件費と高騰でタッチパネルやロボット
が動いている(この場合、働くと言いません)事になると思いますが、これだけは
言えるのは「何がどうであれ、失敗もするしパーフェクトではないけど人は働いて
いるお店には絶対に敵わないと」ね。
新宿にて。
それぞれの土地で生きてます!
さぁ、今日は金曜日!全国で皆頑張れよ~!!
今日の”トップギア!!”を書いていてなぜか?この曲が頭の中でリフレインしていました。