「決定回避の法則」と「現状維持の法則」っていうのがあります。
まぁ、あたくしも、覚えたての小難しい言葉を使えば頭が良くなった
様な気がしているだけなんですけど。(笑)
前者は「人は選択肢が多くなるほど逆に行動を起こせなくなる」と
いうことです。
後者は「人は選択肢が広がり過ぎるとかえって普段と同じものを選んでしまう」ということ。
ん~、わかるな~。
その昔、女の子と飲みに行った時に、わざわざご丁寧にざるの上に
豆腐が乗っかってきて、何種類かの塩が付いて来ました。
で、その子が「わかる!?女子はこういうのが嬉しいいの!」と、かなり
上目線と言うか、「どうせ、あなたにはこの感覚がわからないでしょ!?」と、
たかだか豆腐や塩で言われて、「そう、わかんネーな~。俺は、普通に
醤油でいいけどね。って言うか、そもそも豆腐ってあまり好きでないし。
なんか、味もしないし食べてる感じしないじゃん!?」と言うと。
「もういいわ」みたいな態度をされてしまい、なので畳み掛けるように
「あっ、唯一”ぼんち(薄野の老舗の焼き鳥屋さん)”の豆腐だけは
美味しいと感じたな~。あの味は好きだな~、かつお節と味の素が
たっぷりと掛かっていて。(笑)」
めっちゃ呆れられたと言うか、ほとんどドスルーされました。
はい、それから無言の飲食タイムになりましたけどね。(笑)
そう、この心理・行動こそが「人は選択肢が広がり過ぎるとかえって
普段と同じものを選んでしまう」と言う”現状維持の法則”だったんですね。
確かに、あまりにも多岐にわたって選択肢が広がると、めんどくさくなって
「いいよ、いつもので」となりますよね。
また、例えば”決定回避の法則”で目の前に好みの女性がそれぞれの
パターンで10人も居たとしたら、メッチャ迷いに迷って結局、「もういい!
誰もいらない!何もしなくていい!!自分でやる!!」となると思うんですよね、
あたくしは。(って、なんでこんな比喩なのよ)
いやね、「決定回避の法則」も「現状維持の法則」も、どちらも仕事や生活
する上で常に存在しているな~と思いまして。判断力や決断力に優れて
いる人は余裕でサクサクと決めて行くんだろうな~、楽しみながら。
あたくしもそのようになりたいけど、やっぱ”豆腐”に何種類もの塩は要らないし、
それプラス豆腐も何種類も要らない。かつお節と醤油、それに仕上げに
あのキラキラと光る結晶で充分なんですけどね。。。。。
追記 お客さんのためにと思って「あれもこれも」とか「何でもおすすめです!」と
揃えるのもいいけど、自分達で一番のおススメの「これを食べて下さい!!」と
言われる方が親切だなと思います。
”欽ちゃん本店”の10周年を無事に終えることが出来ました。
また、お気遣いありがとうございました。
改めて10年店を続けてきた重みを感じた三日間でした。
スタッフもきっと何かを感じたはずです。今後とも”欽ちゃん”をよろしくお願いします!!
と言うことで、次は”いちじょうまるふじ”でした!!(笑)