その昔、何かの飲み会で会社の送迎車の女性運転手の”山岡さん”と
数人で話した時に、「何が一番大切か?」みたいなことを話し合いました。
もう、20年近く前ですかね。
それぞれに何かを言っていたのですが、「”山岡さん”は?」と聞くと
「私は健康かな。」と言ったのを聞いて、正直、血気盛んな年齢だったので
「健康!?・・・・・」と、当時のあたくしとしてはほとんど無縁だったので
拍子抜けした思いでした。と同時に、今となっては失礼極まりないのですが
「年寄くせーな~」とも思いました。
けど、今のあたくしは当時の”山岡さん”の「健康かな。」と言った言葉が
身に染みて分ります。若い内は自分が病気になることなんか身近に感じて
いなかったので、「なに、年寄くせーことを」と思っていましたが、その後、自分
自身や周りの人たちが病気になったり、亡くなったのを身近に感じて
「健康はどんなに偉くても、お金があっても思い通りに行かない。」と思うように
なって「健康って大事だな」と、つくづく思っています。
高校時代の”川元先生”が授業中にこんなことを言っていました。
「オマエラはまだ若いから思わないけどな、若い時は人生を太く短くと
勇ましい事を言うんだ。でも、段々と年を取って来ると細く長くになって行くんだ。」
「先生も?」と聞くと、「そうだ。」と。
そんなことを言っていた”川元先生”や”山岡さん”の年齢よりも上になって
しまいました。今は「確かに健康は大切だ」と思いながらも、未だに不摂生な
生活をして”矛盾”している自分がいます。。。。。
追記 確かに”死”を身近なものとして感じるので健康を気にしています。
「自分が何時まで生きて、死ぬ時は何が原因で」などと考えても、それは
まったく意味のないことです。(めっちゃ気になるけど)
けれど、だからといって年齢と共に老いていく身体をわざわざ苛めることもなく
今まで無理をさせてきたので労わって行きたいと思います。
けど、周りに迷惑を掛けてまでは生きたくはないし、晩節を汚してまでも生きていても
意味ないとも思っています。。。。。
意外と”経田チーフ”は元気でタフなんです!!
若い内は健康なんて顧みずどんどん無茶していいと思います。