丸15年を経て16年目に入った”丸か”ですが、今後は”丸か”及び”各店舗”のブランディング化
なんぞを追及して行こうかと。
それは単に社名や店舗名や商品名の知名度を上げるだけではなく、先日、”欽ちゃん”の
ミィーティングでも言ったのですが、「形になっていないモノを形にして行く」ことだと。
例えば、”欽ちゃん”の原風景はあたくしの幼少の頃に育った西芦別の生活環境とその時に
家族で行っていた”恵久(えく)ちゃん”なんですね。なので、”欽ちゃん本店”の内装も
”恵久ちゃん”のエッセンスが入っています。大人になってからは”恵久ちゃん”がやめたので
”三千里”の味や雰囲気。しかし、どちらも芦別にあるから良いんであって、これがもし
札幌に同じような店があっても「きっと行かないよな~」と”欽ちゃんメンバー”で話したんです。
実は”欽ちゃん”では一昨年から「ブランド化」と言う言葉が出ていて、「ホルモン、シンタン、
サガリをとにかく美味しくしていこう!」と言うのをしていましたが、あたくし自身確かに
”恵久ちゃん”や”三千里”の味や雰囲気は好きなのですが、それはやはりそこに原風景が
あるからなんですね。
と言うことは、”欽ちゃん”のブランディングはあたくしや”欽ちゃんメンバー”が感じている
芦別の”恵久ちゃん”や”三千里”だからこそなんですね。そうなると、芦別出身でもなく
”恵久ちゃん”や”三千里”を知らない人にも同じように”欽ちゃん”をブランディング化すると
したらどうするか?それで、最初にも書いたけど「形にならないモノを形にする」ことなんです。
そうなるとなんだろう?と。
はい、”欽ちゃん”の雰囲気です。では、どんな雰囲気か?欽ちゃんのコンセプトにもある
「煙の向こうにどこか懐かしさがあるホルモン焼きや」を目指しているのですが、
実は”ブランディング”はここなんじゃないか?と。
そうなんです、賛否両論(どっちかと言うと否が多いかな?笑)のモクモクで目が痛くなる煙と
匂い、そしてホルモン、シンタン、サガリなんですね。と言うことは”欽ちゃん”と言えば
ホルモンだけではなく、モクモクの煙と言えば”欽ちゃん!”となり、
そこから”炭鉱ホルモン!”と。(笑)
で、違うお店や外でバーベキュー、出張で行ったホルモン屋や焼肉屋での煙でも
「”欽ちゃん”の炭鉱ホルモン食べたいな~」とね。また、今来ている子供たちは大人になると
「俺(私)は家族で外食と言えば”欽ちゃん”の炭鉱ホルモンだったんだよな~。あのモクモクの
煙が小さい時には嫌だったけど、今となってはこれがホルモン焼き屋だろ!とね。」と
なればその人の原風景は紛れもなく”欽ちゃん”ですよね!?
そのように他の店舗でもそうなれるようにして行くし、その昔”タスコ時代”も初めての
お客さんが”タスコのお店”だって知らないで「なんか、タスコぽいよね」と言われたのですが、
それって”タスコ”の使命感でもある「あふれる感動を燃えたぎる心で伝える」、
そして社訓の「存在感謝・自己革新」を基にした人懐っこい接客・サービスがあったから
なんですね。
なので、”丸か”も「あれ?”丸か加藤商店”みたいだね」と言われるような、そして独立しても
「なんか、丸か”加藤商店”の雰囲気があるよね」(奴らは嫌がるけど)と言われると
これはこれで立派な”(有)丸か加藤商店”のブランディングじゃないかと。
追記 今日から10連休の人が多いですが、”丸か”は「なにくそ!アパッチを舐めんなよ!!」的な
根性で営業していますのでお待ちしていますね!!
アパッチ!?知ってる人が少ない感じ・・・・・。