「教わって覚えたものは浅いけれど、
自分で苦しんで考えたことは深いんですよ。」
─ 早川 徳次 ─ (シャープ創業者)
今は、いとも簡単に分らないことや知りたいことがネットで分ります。
本当にめちゃくちゃ便利ですよね。その昔は、本で調べたり人に聞いたりでしたが、
このネットはぼう大な知識に溢れ返っていますから、非常に便利です。
けど、浅い。
また、その情報が正しいのか?を分らないまま信じるのも危険が危ない。
以前、車のナビについて話しました。ナビに頼ってばかり居ると道を覚えるのが遅くなると。
迷いながら、間違いながらも苦労して覚えた道はしっかりと覚えて早いと。
目と耳だけではなく、頭を使うからなんですね。
また、苦労したり痛い思いをしたことは脳裏と心に刻まれますからね。
なので、何でも聞いたり、教えたりするのではなく、自分の頭で考えて調べて、何度も何度も
試行錯誤しながら覚えることを、特に若いスタッフに言いたんですよね。
追記 ”欽ちゃん”のホルモンも誰かに教えてもらったりレシピ通りではなく、
自分たちが通って食べて何度も試行錯誤したから支持されて来ました。成功と失敗の体験や経験を沢山した人は知識も知恵も自然と付くし、
言葉に重みがあります。