時に、「酒場」と言うのはある意味において敷居の高いものでして。
また、老舗の「酒場」は気軽には入れなかったり、入ったとしても頼み方が独特だったりと。
そう考えてみると、情報誌やネットなどでレビューが書いている流行りの店は入りやすい。
まぁ、かなり昔になりますが(15年くらい前)、当時”酒場”にはまっていて何軒か回っていたら、
きっと、何かの勘違いなのか?聞いて来たのか?どう考えても「チェーン店居酒屋へしか
行ったことがなく、このような”酒場”と言われるような店は初めてっぽい感じで、店に入って来た時には
既に緊張で右手と右足が一緒になって歩いていました。(笑)
ろくに、「いらっしゃいませ」も言われない中、そーっと席に座りメニューを見上げて頼んだのが
「すいません、焼酎各種下さい。」でした。(笑)
あたくしにも緊張感が十分に伝わって来たので、何かやらかすんじゃないか?と思っていたら
いきなり「焼酎各種」。その瞬間あたくしは「あちゃー」と。間髪入れずに親父さんが「
焼酎の何割。」とぶっきらぼうに言われて、「あっ、すいませんウーロン割で・・・・・。」と。
まぁ、この手の老舗の”酒場”と言われるものには敵はおやじさんだけではなく、常連さんも中々の
ツワモノでして、「焼酎各種って言ったら全部出て来るぞ!?ラーメン屋に入ってラーメン!と
言って、味噌、塩、醤油!!って怒られるもんだよな」と、独り言だけど、まったく独り言に
なってない大きな声で言い放つんですよね。(笑)
まぁ、そんなこんなでめげずに二回、三回、四回と通えば店にもおやじさんにも常連さんにも
慣れるのでドンマイです。(笑)
あれから、約15年経ったけど、あの20歳そこそこの青年は常連さんになってるのかな・・・・・。
追記 今日から”てまひま”の16周年&”欽ちゃん”は肉の日&”とり天狗”は「タケフェア!!」
&”一条まるふじは通常営業です!!