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また、名店(ある意味”迷店”)の灯りが消えました。

酒呑みにとって一度は耳にしたことがあると思います。
「金富士酒場」(キターッ!)

ススキノに本店があり、西10丁目に支店と言うかのれん分けのお店がありました。
本店の創業は昭和28年と言うことで、まだ戦後の匂いが残っていた頃ですね。
今でもたまに行きますが、相変わらずの大衆酒場感が満載のお店ですが、
本日は西10丁目の「金富士酒場」のことです。

そうですね~、あたくしはここ最近と言うか、思えば6、7年行ってなかったことに
改めて月日の早さを感じました!!それまでは、週3は顔を出していましたので。(笑)
殆どは口開け17時頃に行くのですが、ある時に(つーか、期待をして)16時半頃に店の前を
通るとカウンターは既に常連らしき2、3人のお客さんが居たので、あたくしもそのまま
席に座りビールを頼んでからは、殆ど17時前からカウンターで飲んでいましたね。(笑)

”マスター”は巷では賛否両論で、気に食わない(”マスター”の中でルールがあるのでしょう)
お客さんは入れないか、途中で帰す(叱る)ので、あたくしのような優良な人間は
ぜんぜん何も言われないけど、そうでないお客さんから見ると「あんな店二度と行くか!!」と
なり、何かのレビューでも散々な書かれようでした。(笑)

でもね、朝から”ママ2と二人で仕込みをして、一旦家に帰りまた店に来てと、それを
数十年も続けて来て、その間に子供を三人も立派に育て上げてるんですからね。
しかも、直近の値段でも「とり、豚は3本240円」と言う価格ですから。(笑)

あたくしの場合は、まず①たくさん飲む。 ②野球や相撲の話で盛り上がる(しかも昔の)。
③殆ど一人で行く。が気に入られたのか?なと。

まぁ、逸話は沢山あり過ぎて5回くらいの特集にしないと話し切れないので、
ここでは省略しますけど、出来れば最後にもう一度行きたかったな~と心残りですね。

何度か転んで軽い“くも膜下”で入院していて、この度も転んで入院してしまい
良くなればやろうとしていたのだと思いますが、残念ながら店に立つまでの元気は・・・・・。
ファイル 3950-1.jpgけど、少しでも長生きはして欲しいと願っています。。。。。
53年って、あたくしが1歳の時に開店したんですよね。ん?えっ!?あたくしも四半世紀
以上も生きてるってこと!?(泣きそうです)

追記 店は無くなっても、そこでの思い出は何時までも残ります・・・・・。そうだ、個性的な”マスター”にばかり目が行きますが、実は”ママ”が居たからこその「金富士酒場」なんですよね~。
ファイル 3950-2.jpgお客さんが寄せ書きを用意しました!
ファイル 3950-3.jpg”マスター&ママ”、本当にお疲れ様でした。
お二人にはこの曲を送らせて下さいね。伝説の店であり、ご夫婦でした。。。。。

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