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『自分の人生の為にやる』

『自分の人生の為にやるしかないんだ。
それを、その道を選んで来たんだから。』

これは先日トップギア!!でも書いたNHKで「ふたり」と言う番組
の中で”宮崎駿監督”が言った言葉です。

あたくしは、本当にこうして仕事が出来ることに感謝をしております。
確かに思い通りに事が運ばない方が多いし、前にも書きましたが
資金繰りは本当に「寿命が縮むのではないか?」と思うこともしばしば
あります、「どうしてこんな苦労ばかりするのに、こんなことやってるの
だろう?」とも思います・・・・・。

けれども、一難去れば「はぁ〜、良かったな〜。」と。やっぱり、一緒に
働いている仲間と、お店に来て頂いているお客さんの様子を見ると
「これからも頑張ろう!!」などと、単細胞インターハイ準優勝の
あたくしは思うのです。。。。。

冒頭に書いてある 、
『自分の人生の為にやるしかないんだ。
それを、その道を選んで来たんだから。』という言葉は久しぶりに心に残りました。

昨今、仕事をするのに、また仕事を教わるのに”一々と理由付け”を
口にする人がいます。そのほとんどが「お客さんの喜ぶ顔が見たいから」
と言います。

あたくしはそのようなことを言う人を信用しません。確かにお客さんは
大切ですし、美味しい商品もサービスも大切です。がしかし、あたくしから
見ると「世界中の人たちが仲良くなって、戦争のない平和な国になる
為にお互いに手を取り合って行くべきだ!」と、声高々に幼稚な正論を
吐く輩と同じに思うのです。

あたくしは何も「お客さんや商品、サービスが二の次で良い」と言って
いるのではないんです。戦争だって嫌です、なので「どうせやるんなら
人の死なない”サバイバルゲーム”で決着を付けろよな!?」とも思います。

ただ、あたくしは人間というのはやはり自分なりの目的や目標があり、
「生きていく、働く為に」も”誇り”というものもあり、それは根底に
「自分の人生の為にやる!」と言う強いエネルギーがあって当然だと
思うのです。

あたくしは、「どっちが上とか下とかではなく両方があって初めて良い仕事が
出来るのではないかな?」と。

「お客さんの為だとか、地域や社会貢献の為に」と言うのは勝手ですが、
あたくしは仕事ってもっともっと様々な事情があり、それなりの思惑も交じり
合っているものだと思うんですね。

「お客さんの為に」と言う言葉は簡単です。それを言っていれば取り合えず
間違いはないし、一応正論ですから。がしかし、「それさえ言っていれば、
自分の弱さや力のなさをごまかすことも出来るのです。」と。

もしくは、
「世間知らずの未だにお花畑の小学1年生の女の子的な思考かな」と・・・・・。

最後にもう一度言います。
お客さん商売が「お客さんの為に」と言うのは”イロハのイ”であって、当たり前の
ことなんです。それを、それしか言葉に出して言えないのは、何かあった
場合に「お客さんの為にしたつもりなんですけど・・・・・」という逃げ道には使う
なよと。

仕事は人生であって、それは決して「何々の為に」と偽善ぶるのではなく、
自分の選んだ仕事なのだから、自分の人生の為なんだから、他のせいに
するのではなく、社会的にとか世間の常識だとかと言う誰が言っても、
当たり障りが無いもっともらしいことも良いけど、その前に自分自身の立場も
心の中もハッキリとさせてから

「お客さんの為に」と言って欲しいと、天邪鬼(あまのじゃく)インターハイ
ベスト4のあたくしは思うのでした・・・・・。

と言うことで、(有)丸か加藤商店は今日も
「お客さんの為に頑張りますよ〜!」(オイッ!)