昨日の試合には頭に来ているので、負けてからは
ニュースは一切見ていません。
入国に4時間掛かった、規制が多い、人工芝、
5万人の相手サポーター、ラフプレー&それに対するジャッチ、
ベストメンバーではない。など、など。
一番選手が感じていいることですが、アウェーの上に”反日国家”
なので分かっていたと思いますよ。
何が頭に来るか?と言いますと、
1.5軍のメンバーだろうが、アウェーだろうが、消化試合だろうが、
環境や規制がおかしかろうが、そのように不利な条件で勝ってこそ、
日本の実力なんですよね。
条件は厳しければ厳しいほど”勝つ!”というチームほど、
相手側から畏怖されるし、また尊敬もされます。
203連勝、対外国人選手には無敗で、
ロサンゼルスオリンピックでは足を負傷しながら、見事金メダルを
獲得した柔道の”山下泰裕”氏がこのようなことを”致知(ちち)”の中で
言っておられました。
今回のシドニーオリンピックを振り返ってみて
非常に嬉しいことがあります、
一つは篠原(信一選手)が決勝戦で負けましたね。
誤審ではないかと私も抗議しましたが、篠原は
「あれは自分が弱かったから負けた」
「審判に不満はない」という発言をしました。
篠原は、たとえあれが自分の一本ではなくて
相手の有効になったとしても、
本当に自分に力があったら、残り時間は十分にあったし、
あの後で勝てたはずだ。
本当の力が自分になかったから、
それを取り戻せなかっただけで、
そういう意味で自分に絶対的な強さがなかった、と。
それから「審判に不満はない」というのは、
審判が間違えるような、そんな試合をした自分に責任がある。
だれが見ても納得するような柔道を
しなければいけなかったんだ、ということです。
他人を云々(うんぬん)するのではなく、それに対して
自分がどうすべきであったかと、自分自身を深く見つめる。
ああいうことが起きて、初めて彼が本当はどういう人間なのか、
どういうことを大事にしているのか、
それが明らかになったと思うんですね。
そこには人間として非常に大事なことが
含まれていると思うのです。
われわれは何か事が起こるとすぐに人を批判します。
だけど、人を批判しても何の解決にもならないんですね。
それに対して自分はどうあるべきか、自分は何ができるのか、
すべてを自分に置き換えて考えていかないと、
何も解決しないんです。
篠原は見た目は、無骨でぶっきらぼうな男ですけど、
今回のことで彼の人間性を見たような気がするんです。
『致知』2001年1月号
特集「学び続ける」より
あたくしたちの商売も一緒です。
雨が降ろうが雪が降ろうが、熱かろうが寒かろうが、煙かろうが、近くに店が
出来ようが、人が辞めようが、震災があろうが無かろうが、それらは全て
何処にでも誰にでも起こり得ることですから。その状況からいかに活路を
見出して、劣勢を優勢に持ち込むかです。
追伸、なんですか?あのハワイでの”のだっち”は。
つーより日本の外交は?PTAじゃなくTPPでアメリカは物凄く
日本に参加して欲しいし、中国は面白くない。
ならば、その辺を利用して懸案事項の問題を有利に持ち込まないのか?
例えば、ガス油田やら「いいけどその代り拉致問題の解決、よろしく!」とかYO!
本当にトホホ・・・・・です。