『がまんをするんだよ　がまんをするんだよ
くやしいだろうがね　そこをがまんを するんだよ
そうすれば　人のかなしみや　くるしみが　
よくわかって くるから』

これは”相田 みつを”さんの作品集の中の
『忍』です。

前もって言いますが、あたくしの最も不得意とする
ことだけど、また最も必要なことでもありますので
多分、９９．９％無理だと思いますが一応頭の片隅
にでも入れておこうと思います。

で、この『忍』で思い出したんですが中学までの
同級生に「高橋忍」というのがいまして、年中色黒で
その黒さは松崎しげるばりの黒さでした。

”忍”にはお兄さんがいたのですが、ちょっと変わった人で
当時地元に”黒流（こくりゅう）会”と言う、今聞いても名前を
見ても格好いい名の暴走族があって”忍”の兄ちゃんが
そこの末端？にいたんです。

ある時、友人と学校へ行く道すがら”忍”の住んでいる近くを
通ると上下真っ黒で後に”黒流”と刺繍してあるジャージを着て、
テカテカ光ったリーゼントに腕組みしてジッとこっちを見ているので、

一応、挨拶すると

「いいか、俺が”黒流”だって”忍”には言うなよ」と
言うではありませんか！？

一瞬、戸惑いましたが取り合えず「はい」と言って、
その場を離れて見えない所で友人と涙を流しながら大爆笑しました。

だってバッチリ”黒流”と入った族ジャージを着て、朝っぱら
からテカテカリーゼントで決めて、どっからどうみても
「俺は”黒流”の人間ですよ！」と言わんばかりの格好を
自分でしておいて

「俺が”黒流”だって”忍”には言うなよ」って、どう見ても
自爆以外の何者でもないですよね！？

学校へ行って速攻”忍”に「お前の兄ちゃん”黒流”ジャージ
着て突っ立ってたぞ！！」と言いましたよ、もちろん！（笑）

”忍”は照れ笑いするしかなく、「言わないほうが良かったかな〜」
と思いましたが、言ってしまった物は戻りませんからね。

今でもあの雲一つ無い晴天の朝に”忍”の兄ちゃんが
テカテカリーゼントに”黒流”ジャージを着て、腕組みをしながら
仁王立で３０メートル先からこっちを見ている姿は今日みたいな
天気になると昨日のように思い出されるのでした。。。。。

あっ、”忍”の兄ちゃんのあだ名は猿の惑星のパクリの
”猿の軍団”というテレビドラマに出てきた「ゲバー署長」に
似ていることから”ゲバー”と言われておりました。

ゲバー署長↓

あっ”てまひま”にも”忍”がいました。
て言うか”相田みつを”さんの作品集はなんだったんだ？

追記　祥子、昨日はありがとうな。（有芳の件）
で、加藤商店女子部の話し面白いからアドバイスよろしくな。
（忘れてるかな？笑）